番外編其の弐 上
重要なお知らせ。
明日、12/18は金曜日ですが書き溜めができているため投稿します。
不服だが親がうるさいので今日も日記をつける。
俺が明日からおばさんの旅館で手伝いをすることになった。
給料はちゃんともらえるらしいのでなかなか楽しみだ。
きっとお金があればおにゃのこから沢山告白を受けるのだろう。時は金なり、というしな。
―――――――12/12 安倍勇の日記より抜粋。
カミツキ! 番外編其の弐 上ツ巻 「安倍勇 温泉旅館安倍研修録 上」
――― 一日目
ふふふ・・・今日はおにゃのこにモテるために(もうこの辺りで違う)この温泉旅館にやってきた。
俺の名は安倍勇。彼女はいない、今フリーってことだ。
「すいませーん、沙良おばさん。いませんか?」
「あ、勇ちゃんじゃない。早く来て。」
今日から三日間俺は沙良おばさんの温泉旅館で働くことになっている。沙良おばさんはこの旅館で女将さんをしているらしくいつも着物を着ている。
なんでも団体客が来て忙しいらしい。俺としてはおにゃのこにモテて嬉しいからオッケーだからな。(注:お金があっても決してモテません。)
「で、何をすればいいですか?」
「このお皿洗っておいてくれる?」
「分かりました。」
成る程、沢山のお皿だな。これじゃあそんなに大きくないこの旅館じゃ大変だろうな。
「たしか勇ちゃんって料理できたわよね。」
お皿と戦っていると背後からおばさんに声を掛けられた。
そんなに知られてはいないが俺は料理が得意だ。流石にマグロの解体とかはできないが簡単なものなら作ることはできる。
「まあ簡単なものは一通り。」
「じゃあ、お皿洗い終わったら調理に周って。そうすればしばらく休憩できるはずよ。」
「は〜い。」
じゃあ、さっさとお皿を洗って・・・おお、もう結構減っている。我ながらすごい集中力だな。
じゃあ、後、数枚残ってるお皿を洗ったら・・・調理するところってどこだ?
「よし、終わり。
調理室は・・・すいません、調理室ってどこですか?」
「ん、ああ。あっちだよ。」
「ありがとうございます。」
従業員の男の人に聞いて場所が発覚。
急いで調理室へと向かう。
「すいません・・・・・」
調理場は・・・
『そこ、中火にする!!』
『Yes, sir. Yes!』
『そこ盛り付け!!』
『Yes, my boss!!』
・・・戦場でした。
だってどう考えてもおかしいでしょ、まったりしているはずの温泉旅館なのに調理場がこれだよ。
「・・・・・」
黙って調理場を後にした。
暇を持て余し、玄関まで来ると見知った顔がいた。
そして、なにやらニコニコしている沙良おばさん。不気味・・・・・。
「ちょっと、勇良い?」
すると見知った顔の一人、凛が寄ってきた。
何だ告白か?そうなのか?俺にも春が来るのか?
「おう、なんなら場所も変えるか?」
「そのほうがいいわね。」
おおおおおお!!きたきたきたきたきたきたきた!!!!!!!!!!!!!!!
そして俺たちは空き部屋に入った。そして・・・
「勇・・・」
おっ!?来たぞ。
「・・・ゴメン。」
そう言って彼女は殴りかかってきた・・・え?うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!
そして意識がブラックアウトした。
起きたら夜になっていてちょうど見知った顔、2の景が温泉に行くところだった。
一緒に行っていいかと聞いたらいいらしいので付いていくことにした。
「ぐふふふ」
興奮してきた。
「おい、お前まさか・・・そっちの気があるのか?」
「おおいっ!それはねぇ。絶対にねえよ!」
俺は健全な男子だ。そんな気はない。
「・・・じゃあなんでそんなに興奮してんだ?」
「当たり前だろ、ここの隣は女風呂・・・。
きっと洗いっことかしてるんだろ、ぐふふ・・・。」
ぐふふふふふふ・・・・・そうに違いない。
「ぐふふふふ、景、行くかい?
天国が待っているぞ。」
「遠慮する。」
「そうかいそうかい、じゃあオジサンは天国に行くからな。ぐふふふふふふ。」
まったく・・・あいつは本当に男か?
さて・・・塀に登って・・・
「プロパンッ!?」
矢で射ち落とされた・・・くそ、凛か・・・。でも俺は諦めん。
今度は海側から行ってやる。下手したら落ちるかも知れんが天国の為ならどうってことはない。
「メープルッ!?」
また矢が・・・最後に女子風呂の中で・・・・・水着を着ている女子が見えた・・・・・。
そして、ブラックアウトする俺の意識・・・・・。
一応分割。長くなりそうですから。




