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序

とある男子高校生のアパートの一室で異常が起きていた。

「・・・あぢぃ・・・。」

そう、物凄く暑いのである。

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季節は秋、もう寒いといっても良い季節、街にも長袖の人が溢れ、店のショウウィンドウには早くも冬物の服が並ぶ。風が吹けば落ち葉が舞い、人は寒さに震える。そんな季節だ。

しかしとある男子高校生、清浦景（きようらけい）の部屋は例外である。何が例外なのかと言うと暑い、とにかく暑いのである。夏のような暑さ、彼が気温計を見たところ36℃あった。

そこで不思議なのがこの部屋の暑さが玄関を出たところでぴったりと無くなってるのである。そこに見えない壁があるかのように。

因みに雨の日に部屋の中で洗濯物を部屋干しすると晴れの日並に早く乾いたりする。

そんな部屋でのある日のことだった・・・

知らない人は始めまして知ってる人はこんにちは.pngです。

性懲りもなく連載を始めやがったとか言わないでください。

それではカミツキ！をお願いします。