ネタ抜き
さて、ここにありますのは、裏にメモが書かれた、白いカード!
今日はどれを引きますか?
上から一枚目?それとも真ん中?
よーく混ぜて、一枚抜きますか!
はいはい、どれを選びます?
「これ!!!」
あなたが引いたのは・・・「面白くないお菓子」です!!
さあさあ!早く、そのお題でお話、考えて、考えて!!
いいお話、思い浮かんだ?
浮かんだよね?
早く浮かびなさい!!
もう九時過ぎてるよ!!
「ええと、お菓子といいましても、おかしいというわけではございませんで、これまた奇妙な形をしておりまして」
だめだめ!!全然おかしくないじゃん!
もっと自分を追い込んで!!
もっとおかしいという言葉を遊び尽くして!!
お菓子という文字を華麗に装飾して!!
「ぐぬぬ・・・。」
頭の中のクソみたいな思い込みをぎゅうとねじって、物語を搾り出すのです!!
さあ!さあ!!
「ここにお菓子がある。食べたらたちまち、笑い出すという、このお菓子。その名はなんと、嗚呼おかしい。」
なにやらおかしな文字列が、出現してしまった模様です。
やる気がそげてしまいました・・・
あなたのせいです。
責任とってください。
さあはやく!!!
「ああ、今日のネタ引きは、ハズレだ…。」
毎日毎日物語を綴る、私の秘密。
白いカードが100枚。
裏側には、テーマが書かれておりまして。
引いたカードで、今日のお話が、決まっちゃうんです。
今日引いたカードは、夢、風、嘘。
さあて、どれがどれだか、分かるかな?