7 この世界についていろいろ知る 1
更新が遅くなってしまいすみません。今回は短めです。
私はひもを解かれ、長老のような人に連れて来られたのは周りの家よりも大きく、古い建物だった。私はその中に通され、お茶を出された。
建物の中に入るまで私はずっと下を向いていた。どの方向を向いても目線を感じたからだ。
この人は歓迎すると言ったけど他の人は歓迎してなさそう。
目の前にはさっきの人も座って、お茶を飲んでいる。
他の人には信じてもらえなくてもこの人なら信じてくれるかもしれないし、今までのことを話してみよう。
「あの、いきなりなんですが私の話を聞いてもらえますか。」
私はこの世界に異世界から来たこと、そしてルルが途中で仲間になったことを話した。
全てを話し終えた後、私は信じてもらえるか心配になった。だっていきなり、私は異世界から来ました。なんていわれたら私なら信用しない。
「話してくれて、ありがとうのう。儂はそなたが異世界から来たこともそして、なぜここにこれたのかも知っておるよ。」
「・・・・え?」
知ってる?私が話すよりも前から知ってるっていうこと?
「不思議かのう?そなたの世界には精霊というものが存在したのかは知らぬが、この世界には精霊がいてのその者たちからそなたのことを聞いたのじゃよ。そして、理由は知らぬがそなたは神によってこの世界に来た。精霊とは神を愛しているから神が連れてきたそなたを大切にしている。見えぬかもしれぬがそなたの周りにはたくさんの精霊がついておるよ。」
「そなたは神の愛し子のようじゃな」
・・・・・。えっとつまり、私の周りには精霊がいて、この人には精霊というのが見えて、さらに声が聞こえるわけだね。そして、神が連れてきた私のことを知っていて、さらに私の周りにたくさんいて今までの経緯をこの人に伝えた。ということかな?
自分でまとめてみたけど駄目だわ・・・。余計混乱するわ。どういうことか理解できない。
「いきなり説明してもわからぬようじゃな。では少しずつこの世界についてと、そなたに起きていることを説明していこうかのう。」
目の前の人は説明をし始めた。




