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6 森の中に街?

 




 森を歩いていると、ルルがキュ!!っと鳴いた。


 どうしたのかなと思いルルの方を向くとルルは私の服の中に入ってしまった。


 何か警戒するべきものがこちらに向かって来ているのかすでに近くにいるのかはわからないが周囲を警戒することにした。


 私はいつでも逃げれるように周りを警戒しながら走る準備をしていると、足元にいきなり矢が飛んできた。


 私は矢が飛んできたであろう方向を見ると、木の上に耳の長い人が数人立っていた。


「人間。ここにどうやって入ってきた。ここには結界が張ってあったはず。」


 この先にある街は人が暮らしていないのだろうか。そして結界が張ってあったといわれてもそんなものなかったんだけど。


 返答に困っていると耳の長い人たちが下りてきて私を一瞬で囲んだ。


「答えないということは、怪しい人物だな。お前を連行する。」


 そういわれ私は一瞬の間に縄でぐるぐる巻きにされた。


 ちょっと待ってよ!!私、まだ何も言ってないのに判断するのが早すぎる。


 文句を言いたくても口に布を巻かれているため喋ることが出来ず、耳の長い人に担がれて私は連れていかれた。


 ちなみにルルは私の服の中でじっとしているみたいだが、すごく緊張しているらしく心臓がバクバクなっている。


 私の方がこれからどうなるのかわからなくて不安なんだけどルルの心音を聞いていると少し、冷静になることが出来た。


 私は担がれたまま、街の中に連れられてきた。そして檻のようなものの中に入れられた。


「そこでじっとしていろ。お前のことは偉い方が決める。」


 そう言ってどこかに行ってしまった。


 あのーほどいてから行ってほしかったな。


 というかこの世界の事何もわからないのにいきなり、檻の中に入れられても困るんだけどな。


 これから私どうなるんだろう。


 私は不安になりながら人が来るのをひたすら檻の中で待った。


 一晩ほっとかれた後、村長らしき人が出てきて私は檻の中から出された。


「若い者が急にすまんの。君のことは周りから聞いておるよ。わしらはそなたを歓迎しよう。」


 周りというのが何を示しているのかはわからないがこの人に説明をしてみるべきだと私の本能がそういっていたため、この人に話をしてみることにした。


 ちなみに街は森の中にあり、木の上に家が作られていて、家と家が木の橋でつながっていた。








今回は短めの話です。

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