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彼の恋人?

大変ご迷惑をおかけしております。次号はキチンと日時を守らせていただきます。次回は、1月29日夜です。

私は好奇心が強いB型。私は古沢ちゃんと斎藤くんの交際に立ち入る事になる。古沢ちゃんはあまり男とお付き合いしたことがない。どんな風に付き合っていくのか、非常に興味深い。彼氏、斎藤くんは、インターネットが大好きで、仕事と睡眠以外はほとんどパソコンに向かう暗い男である。 

そこで、問題1が勃発。 定期的に、インターネット仲間いわゆるチャット仲間と集まってバーベキューや飲み会をしている、斎藤くん。 

そのチャット仲間に女子もいて、男性問題で揉めている女性がいるのだ。 

まぁ、男問題で揉めているのは別にいいとして、斎藤くんはその男性問題に苦しんで、住むところがないという女性を斎藤くんの家に住まわせるという話がでた。 

古沢ちゃんと言う彼女が、いるとは言え、普通、女の子を家に住まわせるだろうか?。 

この男、斎藤くんは、彼女より、チャット仲間大事にする男だ。私自身も彼氏より、友達優先タイプなのだが、それにしても、彼女以外の女性を家に住まわせるなんて、常識を疑う。 

この冷めた考えの斎藤くんと古沢ちゃんの溝を一層深くした事件がある。 

古沢ちゃんが、斎藤くんの家に遊びに行って、不注意で階段から落ちた。 

確かに、彼(斎藤くん)が、古沢ちゃんに怪我を負わせたわけではない。 

でもいくら何でも、彼氏なら、心配の電話の一本も寄越すであろう。 

こいつは、その上をいく男であった。 

彼女が怪我をしているのに、インターネットで自分の世界に入り込んでいた。

足が治った後、遊びにいったら、真っ暗な部屋で彼はチャットをしていたそうな。怖い奴。 

斎藤くんは、それだけではない。 

彼女に対してかなりケチな男である。 

皆さん、男性がデート費用を全部出せとは、言いません。 ただ、ケチと優しさがない男は私は嫌いです。私も、全て、男に出してもらうのは、嫌だし、自分の分は、自分で出したいタイプだ。 

でも、男がおごる時は、ケチケチせず、お金を叩いて頂きたい。 

古沢ちゃんの好物は酒である。 

それにプラス好きな人と飲めば、もっと楽しいのだろう。 

彼と店で飲んでる時、毎回、結構な量を飲む。 

飲み代が高いからと斎藤くんは古女房のように嫌みを言うのだ。 

電話でネチネチその事言いまくる彼に古沢ちゃんは一喝したのだが、この二人遠距離恋愛な為、1ヶ月に一度しか逢わない。 

なのに、たかが、飲み代でネチネチ言う男も珍しい。 

ネチネチ男斎藤くんはこれだけでは、納まらなかった。 

ある日、斎藤くんと古沢ちゃんが、東京に遊びにでた時のこと。 

私も含め、古沢ちゃんが住んでる所は元々田舎な為、二人でデートをしている時、街中で配るティッシュやチラシをついつい貰ってしまう。 

それを見たネチネチ男斎藤くんは、古沢ちゃんを付け回しながら、ネチネチ説教を始めた。

あんた!古沢ちゃんの父親でもないのに、そこまでネチネチされちゃあ。楽しいデートもうなぎ下がりだよ。 

大変な彼氏である。 

おとなしい古沢ちゃんはその場を耐えた。 

古沢ちゃんには悪いが、何が楽しくて、彼と付き合い続けているのか、疑問である。 

もし、これがドラマなら、大正時代の日本男児か、暴言をはく夫に耐える女である。見ていて楽しいが本人は大変であろう。 

このネチネチ男との恋愛のわかれは、2年の月日がすぎた、ある人の訪問により決定的になる。 

訪問者は、古沢ちゃんの中学時代の同級生で、佐々木さん。佐々木さんは、古沢ちゃんに、お金を貸して欲しいと、お願いに店に現われた。 

本当に厚かましい人で、金がないと言い、古沢ちゃんに1000円借りていった。その翌日も現れ、今度は、サラ金でお金を借りたいから名前を貸して欲しいと言うのだ。 

いくら中学時代の同級生とは言え、何年も、連絡をとってない人間に、名義なんて貸せる訳がない。 

何かと店に電話を掛けてきたり、店の開店前に待ち伏せたりと、その、つきまとわり方と言ったら、まるでスッポンだ。 

私は、あまりの厚かましさに、頭にきたので、電話が来たら断り、来店したらいないと言い、古沢ちゃんに合わせないようにした。 私は、意地が悪い、プラスアルファ人をいじめるのが大好きだ。 

ここぞとばかりに、普段のストレスを佐々木さんにぶつけてやった。 

また、これが、面白い事に彼氏、斎藤くんは全く心配しない。 

まさに他人事! 

さすがに、古沢ちゃんも疲れはて、別れを告げる事にした。 

彼氏なのに、彼女がピンチの時、助けてあげないなんて最悪である。 

幸か不幸かは、本人しか解らない。

私が言えるのは、 斎藤くん自身、常識として、人を心配し、気遣ってあげる、優しい心をこれから長く生きて行く上でもって欲しいものである。

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