他の宇宙から来た聖女17
「お前たち、頭おかしいだろ!少なくとも、そんな子供を連れてくるような所ではないよな?」
「我ら親子冥府魔導を生きる物」
「それ冥府魔道だ!」
「我は魔導士だから魔導で良いのだ!」
「そんな事はどうでもいい、子供を連れてきて、我らが手心を加えるとでも思ったか?」
「まさか!お前たち子供の前で非道な事が出来ると言うのか?」
粋がった若者が賢者を殴ってくる。
「オイオイおっさんいい加減にしろよ、バッン!」
賢者は殴られた勢いで転んでしまう。
「おとうさん~大丈夫?」
「歯が2~3本折れたかもしれない、強烈な一撃であった。」
「わたし怖いよ~心が傷ついたわ」
「そうかそれでは、私の治療費と娘の慰謝料追加だな」
またもや若者が殴りかかってくる。
何回も何回も殴られて、治療費と慰謝料が膨れ上がっていく。
「お前たち、そろそろ止めないと、支部だけでは払いきれない金額になるがいいのか?」
「なにがだ!」
「本部まで一緒に行って貰うことになるが、大丈夫なのか?」
「おまえ、頭おかしいだろ、もういい男は始末して、子供は売り飛ばせ」
「お父さん、この人たち言っちゃったよ、もう駄目だね、終わったわ」
「そうだな~では本部に行こうか」
「だね!小物を相手にしても仕方がないからね、この人を連れて本部に転送だね」
「じゃ~それで頼む」
「おじゃまします~」可愛い声が本部にこだまする。
「うん?お嬢ちゃん何か用か?」
「この人が私を売り飛ばして、父を殺すと言ったの?」
「そうか!それは酷いことを言う人だな」
「だから組長さんにお願いに来たの、私達が被った被害を弁償してほしいと」
「その人から貰えばいいのじゃないのか?」
「もうね、支部で払える金額じゃなくなったの?」
「いくらになったのだ?」
「白金貨1千枚」
「その金額なら我らも払えないな」
「そうなの?悪事を働いて幾らでも儲けてるのじゃないの?」
「そんな事をするのはたまにだな、毎日はしてないよ」
「じゃ~兎も角、組長さんに合わせてよ」
「組長ではないよドンだな、怖い人だから会わない方が良いよ」
「じゃ~このおじさん私達で始末していいの?」
「かまわないから家に帰りなさい」
「わかった~では転送!」
「と言う事だから貴方達は処分いたします。本部が責任取らないと切り捨てたのだから、諦めなさい」
「いやいや、あれは子供相手だからだろ」
「ボスご無事でしたか?お前たち何をした。ぶっ殺すぞ!」
「うるさいね、黙っていて」
男は言葉を発せられなくなった。
これから闇金融のみなさんわ、地獄を味わうのであった。
自分達が一番よく知っている、借金と言う地獄を
「それではこちらの紙にサインしてください。」
順番に並んでね。
少女がそういうと体が勝手に動いてしまう。
「誰か金庫からお金を持ってきて。それとこの建物の権利書もお願い」
「この紙はなんだ?」
「よく読んでサインしてね、貴方達の人生が掛かっているのだから」
「こんな無理やりサインさせても無効だからな、」
「人と人ならね、でも神との契約はそうじゃないわよ」
「なんだその神とは?」
「私のホントのお父さんよ、お父さん圧を抑えて降りてきて」
「わかった娘よ」
そして、闇金の事務所に神が降臨した。
あくどい商売をしている男たちが、決して同じ空間に立てることが無い神様が
我はデリス!この世界を治めるもの、お前たちが崇める神である。
「貴方達何をしているの、跪き頭をたれなさい!神の御前ですよ、ひれ伏しなさい」
「おまえたちは我の娘に何をした。我の従者に何をした。申してみよ」
「我らは何も。」男の右足が吹っ飛んだ
「もう一度聞く何をした。よく考えて答えろ」
「従者様を殴り、お嬢様に恐怖を与えました。」
「そうか、ではお前たち人類は我に歯向かったと考えていいのだな?」
「とんでもございません、我らがデリス様に歯向かうなど、あってはいけないこと」
「そのあってはいけないことを行った人類に、我はどのような制裁を加えればいいのだ?」
「我らでは何もわかりません」
「そうかまず人類を抹消する。そのあとエルフを増やすことにする。では神に逆らった愚かな人類は地獄で苦しめ」
「お父さんそこまでしなくていいわ、彼らは私の為に一生働かせるから、それで堪忍してあげて」
「生ぬるくないか?」
「良いのよ自由なんか与えないから」
「ミルちゃんがそれでいいなら私も構わないが、1回彼らに確認は必要だな、お前たちどちらを選ぶ、我の娘に仕えるか、人類滅亡を選ぶか、好きにしろ」
「お嬢様に一生仕えさせていただきます。」
「そうか!ならそれでいい、ではさらばじゃ!」
ガタガタと震えるボスに、目の死んだバカが「ばかばかしい、幻想に惑わされるほど俺はバカじゃない、こんなのに騙されるかよ!」
その言葉を発した直後男は苦しみながら塵にかえった。
「あらお馬鹿が一人消えちゃったね」
「先生、バカが幾ら居ても、足手まといなだけです。まだそんなバカが居るなら消えてもらいましょう」
「化け物が~~~殺してやる」また粋がりのバカが消えていなくなった。
「他には居ないの?」
「私達は貴女様に一生ついていきます。」
「初めから素直にしていれば、父まで来てもらうことが無かったのに、お馬鹿さんだねゲラゲラゲラ」
「それでは神命を言い渡します。私達の店に通う為にお金を借りた人たちは、奴隷落ちさせたりしないこと。以上です。」
「私からも言っておく、我らに気軽に話しかけるな、お前たちには我らの闇として働いてもらう、そのために所場代を徴集しに来てもらってかまわない。我らはおまえたちとは一切かかわらない、指示は掲示で行う」
「えっ!借りた女の借金を帳消しにするとかではないのですか?」
「そんなバカな事するわけないじゃない、借りたお金は返すのがあたりまえ、でも私達に貢ぐために、体を売ったりされるのが今は困るの、あのお店に変な噂が立たない為にね」
「かしこまりました。」
「それといずれ本部も私達の傘下に置くからね、そのつもりで」
「それでだ、お前たちが我らに支払わなくてはいけない、治療代と慰謝料なのだが、金庫のお金とこの建物の権利書で、帳消しにしてやる。喜べ!」
「ありがたき幸せ!」
「と言う物の、お前たちにも活動資金は必要だからな、金庫のお金は我から貸し与えておくことにする。利息込みで毎月返済するように。」
「ありがたき幸せ!」
「ねぇ~貴方達の構成員は何人なの?」
「40名で御座います。」
「そうなのね、案外居るじゃない。私達の事を知るのは幹部だけにしておいてね」
「仰せのままに!」
「それと40名の中にバカが居るなら始末しておいて、これからはバカは仲間にしないこと」
「先生それだと、切り捨てようの人員が居なくなります。鉄砲玉は必要かと思いますが」
「そうよね、貴方達には必要なのか、町のごろつきを使う事を許します。」
「承知いたしました。」
足の吹き飛んだ男性はいつの間にか元に戻っていた。
それでは貴方達全員に称号を授けます。闇の執行人、部屋に居た8人に称号が付与された。
「貴方達にはこれをお渡ししておきます。」
「これは何でしょうか?」
「魔道具です。貴方達がこれから行う戦争に必要な物です。こちらのトランクに同じものが沢山入っています。頑張って勢力拡大を行って下さいね」
「使い方が分かりません。」
「銃器を扱う者も付与しておきます。」
こうして彼らはミルフィーの為に闇の世界を暗躍するのであった。
「先生あんな物騒な物をお与えなされてよかったのですか?」
「良いのよ、あの人たち剣より銃器が似合うのだから」
そろそろ私達の屋台に、金をつぎ込まされた娘の両親が来そうね。




