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最終決戦都市ミレニアム

【決戦編④】最終決戦都市ミレニアム――強欲狐と黄色き残光

作者: 満月小僧

 勇者が魔王を封印して千年後の今日。魔王の封印が解かれる日。

 最終決戦都市ミレニアムに世界中の英傑が集った。

 全ての職種の全ての種族が世界を救わんと魔王への決戦に挑む。

 赤角の魔女の赤き閃光が散る中、黄色い残光が魔王へと疾駆した。

 黄炎の九尾、ガレッド。彼は強さの頂を欲して魔王へ拳を放つ。

 


※最終決戦都市ミレニアムの決戦編の武道家パートです。

※全パート順不同で好きな様に読んでもらって構いません。

 空を砕く魔力の爆発。色が戻り行くミレニアムをガレッドは駆けた。


 三角の耳、九本の尾、黄色い残像を残し、風の様に獣人の青年は魔王へと突進する。


「さあ、僕の番だ!」


 名乗りを上げる。魔王は未だ動いていない。


 ガレッドの九つの尾が広がり、その先に黄色い炎が生まれた。


 狐火。獣人族の妖狐ならば誰もが使える種族魔法。基本にして奥義、その使い方は妖狐毎に千差万別。


 放てば獄炎、纏えば癒し、やり方によっては感知器とさえも使える万能の炎。


 そんな狐火をガレッドは加速装置として使う。


「ひとふたみ!」


 ボンボンボン! 三つの炎が背後で爆発し、空気の壁を超えてガレッドが魔王へと肉薄する。


 一瞬にして懐に潜り込んだ黄色き影。魔王の視線が初めてガレッドへと向いた。


「シッ!」


 狐火を纏いし拳を魔王の懐へと打ち放つ。刹那の間に放たれる九つの衝撃。


 だが、魔王の体はグラつきもしない。世界そのものを殴っている様な感覚。ガレッドは唇を釣り上げ牙を向いた。


 この一撃で理解する。眼前の魔王はガレッドが欲しくてたまらない強者の頂点だ。


「シャア!」


 九本の尾を地面に叩き付け、ガレッドは残像を残して魔王の背後へ回り込む。


 四肢、九尾、そして狐火、全てを使った神速の足運び。


 未だかつてガレッドを捉えた者は居ない。


 だがしかし、魔王の左腕がガレッドの尾の一本を掴んだ。


「!」


「軽いな」


 刹那、豪腕が振るわれる。


 グン! グングングングングングン!


 技術でも何でも無い。ただ振り回すだけ。それだけでガレッドは地面や瓦礫に何度も叩き付けられ、身体の自由を失っていく。


「強い!」


 あっと言う間に黄色い毛並みは剥がれ、肉が割れ、血が噴き出す。その中でガレッドの唇は釣り上げられたままだ。


 強い。何たる強さか。ガレッドが追い求めた強者の振る舞い。


「ああ、その力が欲しいなぁ!」


 ボン! 瞬間、ガレッドの体が狐火に包まれ、重さを失った。


 魔王に掴まれていた尾は炎へと溶け、するりとその場から抜け落ちる。


 狐火との一体化。ガレッドが突き詰めた妖狐族の秘奥である。


 変幻自在の炎の体。それを揺らしてガレッドは再び魔王へと踏み出す。


「炎なら殴れないよねぇ!」


 黄色き炎がゆらゆら揺れ、尾の先を爆発させながら強烈な前蹴りをガレッドは放った。


 炎。そこに質量は無い。故にどれ程の速度があったとしてもそこに打撃としての威力は無い筈だ。


 ダァン! しかし、ガレッドの炎は明確な衝撃と共に魔王へと放たれる。


「器用だな」


 僅かに魔王が眼を見張る。今、ガレッドは衝撃の瞬間だけ足の炎化を解除したのだ。


 狂気である。炎と肉体はその在り方が真っ向から対立している。僅かでもタイミングがズレれば文字通り四肢は溶け、ガレッドはその瞬間その形を失うのだ。


「渾身の蹴りなんだけどね!」


 だが、軽い。城壁も割れる様な威力の蹴りは、魔王の体幹を僅かにズラすだけだ。


 出力を上げる必要があった。


 ボンボンボンボン!


 炎の体のままガレッドは九尾を広げ、自身の前に炎でできた符を召喚する。


 宝具の召喚。封じ込めていた自身の魔力をこの場で解放させるのだ。


火斗符他己(ひとふたみ)宵詰奈々夜(よいつむななや)来狐之(ここの)


 先に灯る九つの狐火。それに威力を込める短き詠唱。符はガレッドの額へ貼り付いた。


 刹那、ガレッドの炎の体が猛々しく逆巻いた。


「符術か」


「ご明察!」


 符術。支援魔法が特異な陰陽術の一種。それによる自己強化。


 熱を増し、体積を増す九本の尾。それをガレッドは一気に振るう。


 火花の様にガレッドは魔王へと突撃した。


 九本の尾は全てが爆発し、推進を保ちながら魔王の周囲へ残像を残す。


「シィ!」


 神速を超えた黄炎の九尾。その速度を力とし、ガレッドの拳が魔王の心臓へと穿たれる。


 ダァアアアアアアアアアアン! 硬い硬い魔王の外皮が爆発する。その威力たるや、魔王の体は背後の瓦礫の山へと撃ち飛ばされる。


「さあ、どうかな!?」


 追撃をせず、ガレッドは構えたまま、瓦礫に飛んだ魔王へと問い掛ける。


 今の一撃はガレッドの、そして妖狐族の渾身の一撃。この地上の誰が相手だとしても決定打に成り得る拳である。


 けれど、手応えで分かった。決して魔王の致命傷には成っていない。


 故にガレッドは知りたかった。果たして生涯をかけて編み出した一撃は魔王にとっていかほどの物だったのか。


 炎の体を揺らしてガレッドは魔王の返答を待つ。


「終わりか?」


 果たして魔王には傷は残らなかった。


 爆ぜた筈の外皮の修復は既に終わり、黒々とした四肢の毛並みも戻っている。


「ハハ!」


 ガレッドは笑った。笑ってしまった。まさかここまでの秘奥を見せて傷一つ残せないとは。


 構わない。分かっていた。分かっていた事なのだ。


「ああ、本当にその強さが欲しいなぁ!」


 ゴォ! 叫びに呼応して九の尾が爆炎を生み出す。


 最早空気は壁では無く、それすらをすり抜けてガレッドの魔王へと突撃した。


 先程よりもさらに速い。寿命をここで使い果たすつもりでの魔力消費。


 更にだ。更に更に更にだ。更なる速さと力で魔王へこの攻撃を届かせるのだ。


「その速さには慣れた」


 しかし、魔王は淡々とガレッドの速さに対応した。


 振るわれたのは黒翼。生み出されたのは炎でも突き破れない黒い風。


 炎の体は黒い風に阻まれ、進路が上へと限定される。


 そこに魔王の腕が待っていた。


昇炎(イフリート)


 魔王の腕が黒炎に包まれる! 魔女との戦いで使った筈の魔力はまだ残っていた様だ!


 今のガレッドは炎の体である。只の物理的な攻撃は無効化される。


 けれど、魔術の炎を纏った攻撃はどうであろうか。


「ぐっ!」


 魔王の炎の腕がガレッドの体の半分を削ぎ落し、そのまま地面へと叩き落した。


 質量を持たぬため、落下の衝撃は無い。だが、文字通り半身を失ったガレッドの体から急速に魔力が失われていく。


「狐火ぃ!」


 額に貼った符、そして、残る尾の炎が激しく逆巻き、失われた体が補填される。


「一撃では無理か」


 空から降りた魔王の声が届く。そこに感慨は無く、ただ事実としてガレッドの戦力を分析している様だ。


「ハハハ! もう少しは僕を見て欲しいなぁ!」


 構えながら、ガレッドの体が揺らぐ。たった一撃で多くの魔力が失われた。魔王には眼に見えたダメージは入っていないというのに。


 聖女や戦士や魔女達も命を賭してこの魔王へ攻撃を与えた筈だ。


 だが、魔王の胴体は美しいまでに白いままだ。


「負けたくないねぇ!」


 武人として鍛え上げた技。妖狐として磨き上げた術。それらを全て使って強さの頂へと昇り詰める。


 そのためにガレッドは生きてきて、今がその真価を問われる時だった。


 ダァン! 尾を爆発させて黄色い炎が軌跡を描く。


 既に魔王には動きを見切られている。ガレッドの速さは通じない。


「無駄なことだ」


 魔王の眼はガレッドを追っていて、黒炎を纏う腕はガレッドを捉えていた。


 だからこそ、ガレッドは唇を釣り合げる。まだ、自分は底を見せていない。


 いざ、強者の頂へ! ガレッドの九尾が周囲へ弾けた!


 一瞬、魔王の眉が動く。妖狐族にとって尾は命その物である。それが目の前で弾けたのだ。盛大な自殺にしか見えた事だろう。


 確かに自殺である。この技を使ったのだ。最早一刻先でのガレッドの死は確定している。


「「「「「「「「「さあ、僕達を捉えられるかな!」」」」」」」」」


 現れたのは一本の尾を持つ、全く同じ炎の体を持つ九体のガレッド。


「存在の分裂か」


 僅かな驚嘆の声が魔王から上がる。それはガレッドの欲を少しだけ満たした。


 ガレットがしたのは魔王の言う通り存在の分裂だ。九本の尾をそれぞれ一本ずつに分け、九体のガレッドを炎の体で作り出す。


 一体一体が本体であり、一体一体がその思考を共有する、妖狐族の秘奥中秘奥である。


 この技は死に直結している。命を九つに分けているのだ。どれほどの強者であろうと魂を切り分ければ行き着く先は死しかない。


 構わない。今ここが自身の強さの到達点だとガレッドは理解していた。欲して欲して堪らなかった強さの頂きがそこにあるのだ。


 ダァンダァンダァン! 九体のガレッドが九つの尾を振るわせて魔王へと突撃する。


 爆炎による高速移動。その中でガレッド同士がぶつかる事は無かった。


「器用だな」


 ガレッドの拳を一部避け、一部くらいながら魔王が呟く。


 実際、ガレッド達の動きは妙技だった。


 思考を共有し、勝つ為の戦略を考えながらの突貫。一度でも互いにぶつかれば、エネルギーが詰まった炎の体は爆散するだろう。


 そのリスクを無いかのようにガレッドの炎尾の勢いは増していく。


 九本の黄炎が魔王を捉える。周囲へ鳴り響く爆炎の音。その音が鳴る度に、魔王へとガレッド達の拳と蹴りが叩き込まれていく。


 硬い。一つ一つが必殺と呼べるはずの一撃。それを受けてなお、魔王は膝を折らず、その眼はガレッド達を捉え続けている。


 しかし、ダメージは溜まっている。その手ごたえがガレッドにはある。息つく間もない九連撃。それを何度も何度も放たれた魔王の動きは少しずつだが鈍っていた。


「ハハハ! 数はやっぱり力だねぇ!」


 魔王は強い。個の強さの完成系だ。


 個としての強さでは魔王には敵わない。ならば、数で責めるしかなかった。


「燃えろぉ!」


 ボオオオオオオオオオオオオオオ!


 狐火が燃え上がる。魔力と共に命が外へと逃げていく。


 打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打、打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打!


 止まってしまえば終わりだ。この炎は二度と燃やせない。


 一打。その先の一打。理解と精神を超えた連撃。九体のガレッドが魔王を追い詰めていく。


 純粋なる量。魔王の防御は間に合わず、その全身へ黄炎の打撃が打ち込まれる。


 硬い。魔王の身体はあまりも硬かった。打ち込む度にガレッドの四肢の炎は散っていく、


 はたして有効打と成っているのか。自分の武は強者の高みに届いているのか。


 考える時間は無い。ガレッドは文字通り命を燃やして魔王へと迫る。


「数が足りないか」


 呟きと共に魔王の体から黒炎が噴き出した。


 ガレッドの狐火と同格以上の炎の勢い。四体のガレッドが勢いに飲まれ飛ばされる。


「破ってやるさ!」


 即座にガレッド九体の尾が激しく燃え上がる。どれ程の黒炎であろうと、今のガレッドには攻めるしかないのだ。


 尾へ炎の力が溜まるのは瞬きの間、それよりも早く魔王が魔法を発動する。


「異神召喚、炎神(アシュラ)


 GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!


 黒炎と共に現れたのは三面六臂の炎の巨人。ガレッド達九体を揃えてやっと並ぶかどうかの巨躯。


 召喚魔法? 否、あの巨人に命は無い。異なる仕組み、異なる概念で生み出された今一度だけの神の作成だ。


「「「「「「「「「嬉しいよ! この僕にここまでの技を見せてくれるなんて!」」」」」」」」」


 妖狐族の伝承、獣人族の伝説そのどれにもこの様な魔法の記述は無い。


 この千年で初めてガレッドが対峙する強者の技。それも切り札と呼べる技の一つだろう。


「行け」


 魔王の命令は簡潔だ。三面六臂の巨人がその多腕を振るう。


 速い。巨躯に見合わぬ速力。尾を爆発させ、散開したガレッド達の内の三体が腕に掴まった。


 即座に掴まったガレッド達は決断する。この腕に対して逃げることは不可能だ。


「「「くらえ!」」」


 ダァアアアアアアアアアアン! ダァアアアアアアアアアアン! ダァアアアアアアアアアアン!


 尾を中心とした黄色い爆炎が巨人の三腕を破壊した。


「良い判断だが、遅いぞ」


 一瞬にして命の三分の一を失ったガレッド、その隙を魔王は見逃さない。


 腕が爆発した多腕の巨人、その爆炎に紛れる様にして、黒煙を纏った魔王の拳が一体のガレッドを貫いた。


「「「「「くそっ!」」」」」


 これで残るは五体。ダァン! ガレッド達は魔王と巨人へ突撃する。後退はしない。大局は傾いた。守りの選択で勝てる未来は無い。


 GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!


 半分の腕を失った巨人が激怒する。先程よりも速く、先程よりも強く、黒煙を纏った残る腕をガレッド達へと伸ばした。


 大きく、重く、速い。ガレッドが欲した強さ。「「ハハハハ!」」声を上げてガレッド達二体が巨人へと相対する。


「三体で足りると思うのか?」


「「「足りるさ!」」」


 残る三体が魔王へ向かう。九体でも有効打が取れなかった。それが三体に成って好転する筈が無い。


 だが、これが精一杯。戦いを続けられるギリギリだ。


「広がれ狐火ぃ!」


 巨人に向けガレッド一体が尾から狐火を広げ、自身へ振るわれた巨腕へ放つ。


 そして、そのまま狐火は巨人の残る三本の腕を縛り上げた。


「GA!?」


「やれ!」「おう!」


 狐火を使い果たしたガレッドがその体を空へと散らし、残る一体が巨人の顔面へと飛び立つ。


 巨人を飲み込む程大きく逆巻いた黄炎。そこで得られた力を全て込め、ガレッドが巨人の顔面へと拳を放つ。


 ダァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!


 ガレッドごと巨人の頭部が爆炎に包まれる。


「「「折角の神様が無駄に成ったね!」」」


 残る三体のガレッドが尾を揺らし、魔王へと加速する。


 頭部を失った巨人の巨躯が地面へと倒れて来る。危なかった。これを少しでも自由にしていたらガレッド達は全滅だっただろう。


 後は魔王のみ。たった三体では勝率は限りなく低い。


 だが、零ではない。零では無い筈なのだ。


 ガレッドが欲した強さの頂が、後少しで見えそうだった。


「無駄ではない」


 しかし、魔王の態度は変わらない。ガレッド達へ目を向けたまま、ただ一言命令を追加した。


「爆ぜろ」


 刹那、倒れ行く巨躯が激しく輝く。


 眼を潰す程の黒き光。


 ガレッド達はまずいと二体が前に出て狐火を展開する。


 そして、神として召喚された巨人が爆ぜた。


 バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!


 空間を破壊できそうな程の爆発は一瞬にしてガレッド達を飲み込んだ。


 前に出た二体のガレッドが狐火と共に爆発に吹き飛ばされ、その命を失う。


 そして、最後に残った一体のガレッドは背後へと一気に吹き飛ばされた。


「まだだ!」


 ガレッドはまだ諦めない。残ったのは自分一体。尾は一本。魔王は未だ健在である。


 だが、まだガレッドの欲は枯れていない。


「燃え上がれ狐火ぃ!」


 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!


 残る全ての力を込めて、ガレッドは炎尾を燃え上がらせる。


 目標の魔王は百から二百足先。これがガレッド最期の一撃に成るだろう。


 ダァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!


 ガレッドの炎尾が爆ぜ、魔王と一瞬にして肉薄する。


 無理やり爆発させたから、ガレッドの体の大半が散り、残りのは肩から上だけ。


 好都合だ。軽くなった。これで更に速くなった。


 魔王が少しだけ眼を見開く様をガレッドは見て、その顔へと最期の一撃を打ち放つ。


「ラァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」


 烈火の気合。黄炎の残光を残した軌跡。


 その全ての力を込めた一撃は正しく魔王へと届き、ガレッドごと巨大な爆発を生んだ。

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