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私が悪い

作者: 青野恋夢
掲載日:2021/08/08

これは夏のホラー2021の参加作品です。


私、美亜(みあ)は、友達の杏子(あんず)と酉華

(とりか)でかくれんぼをしていた。


「じゃあ、じゃんけんで負けた人が鬼ね」


「「「じゃんけんホイ!」」」


「美亜が鬼ね!私たちがもういいよって言ったら見つけに来てね!」


「わかった」


かくれんぼか...正直見つけるのめんどくさいなぁ。いっそ帰っちゃおうかな...


「「もういいよ」」


どうしようかな...

もう日が暮れそうで帰る時間帯であった。その理由もあって私は2人とこの公園を後にした。


「ほんとに帰っちゃったけど、2人共怒ってないかな...」


そんな不安を抱えながら私はそっと目を閉じた。

翌日...

私は学校に着くと、2人の冷たい視線が飛んできた。


「美亜!昨日なんで1人で帰ったの!?ほんとありえないだけど!」


「そうだよ!なんで見つけてくれなかったの?」


2人が起こりながら問いただしてくる。そんな2人私は


「早く帰らないとお母さんに怒られちゃうから...2人を置いて行ったのはほんとごめん!」


と強く謝罪した。


すると...


「ごめんだけじゃ済まないんだけど、もういい!杏子いこ」


「う、うん」


私を置いて行ってしまった。私が悪いよね...あとでしっかりと謝ろ。


放課後...


ちゃんと謝ろうと2人のもとへいくと、


「美亜!朝のことはごめん。だから仲直りのためにもう一回かくれんぼしよ」


と、2人の方から話しかけてきた

私は


「うんわかった」

と、元気よく返事した

その時、何故か杏子は不敵な笑みを浮かべていた。


「じゃあ、次は帰れないように、隠れてね」


「わかった...って隠れる人私だけ?」


「うん!私と杏子で探してあげる」


「わ、わかった。じゃあ隠れるね隠れたら、もういいよって言うから」


「はーい」


私は見つかりにくい場所に隠れた。そして大きな声で


「もういいよ」


と叫んだ.............



あのことがあってもう何日、いや何年経ったのだろうか.


動けない


動けない


動けない


いくらもがいても動けない


なんで...


すると、後ろから足音が聞こえる


「ねえねえ、楽しんでる?」


酉華の声だ。だけど声も出ない。杏子は続けて


「私の名前の酉華ってのはトリカブトって言う花の一種なんだけどぉこの花の花言葉知ってる?正解は...

復讐だよ。お前に復讐したんだよ。私にぴったりの

な ま え」


ここからの記憶がない...


私の身体、精神ともに、深い海へ沈んでいった







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