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プロローグ
作者/インシオン 訳/桑水流礼人
この物語は、聖戦後1536年から書かれ、作者自身の生涯を叙述的に綴ったものである。舞台は中世ヨーロッパを思わせるような世界で自然、文化、社会などがそれに似たようなものとなっている。しかし、現実ではありえないことが二つある。
まず一つ目は、魔法または超能力の存在である。正直、どちらかはっきりしろと言われたら困ってしまうのだが、とりあえず、人が火を出したり、水を操ったりする様なことと理解して良い。
二つ目に、神の存在があることだ。これでおおよそのことは説明できてしまう。先程の魔法(超能力)であったり、超自然現象など、様々なものが神の存在でまかり通ってしまう。実際、神かどうかはわからないが、人々がそれを崇めているので便宜上は神としている。
最後に、この「ミトス・エポス 」はファンタジー冒険譚のようになっており、また主人公の一人称視点で描かれている。完結までに十年の月日を費やした超大作となっているので、自分も懸命に翻訳をしていく所存です。是非とも、この圧倒的かつ壮大な冒険をご覧になって下さい。