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時空魔法を覚えた

本当に届いたよ〜。魔法少女の衣裳。早速、着てみる。ちょっと胸の辺りがキツイかな。胸が大きいだけで、私が太い訳じゃない。


べつにコスが着たかった訳じゃないんだよ。可愛いから着たかったけど。よ〜し、時間を止めよう。


「のぞみ。可愛い!」


時間を止める瞬間に、めぐたんが抱きついて来た。

「あれ、なんか変」

時間が止まっている筈なのに、めぐたんが話しかけて来た。めぐたんは動いてる。


私に触っていれば、私と一緒に動けるんだね。新しい発見だ。

「私、以前に魔法が使えるって言ったじゃないか」

「あれ、まさか、本当だったなんて。不思議な感じだよぉ」


それより、実はさっきから私自身が不思議な感じなんだ。『時間魔法』じゃなくて、『時空魔法』だ。

空間を把握出来てる。

「めぐ。ちょっと魔法試していいかな?」


私はめぐたんの手を握り、表の通りをイメージ。

「えい!」

なんと瞬間移動が出来た。

「のぞみちゃん。すごい。すごい」

「実は今日初めて出来たんだよ。もう一度試すよ。手をしっかりと握ってて。絶対に離さないで」

「えい!」

空中に移動してみた。出来た!空に止まっている。

「のぞみ!怖いから降ろしてよ」

「えい!」

私達は、お店に瞬間移動で戻った。


「すごいじゃん。のぞみって魔法が使えたんだ」

「ごく最近からだよ。お金もどうにかなるかも」

「えー。今日もパン持ってきてあげたのに。私が餌付け出来なくなるのは寂しいわ」

「パンはありがたく頂く。ありがと」

私は完全に餌付けされてるわ。


「ねえ、のぞみ。でもこの魔法ってなんに役立つの?」

「私もそう思う。いくらなんでもこのコスじゃ恥ずかしいもの」

「似合ってるよ〜。可愛いよ〜」

「めぐも着てみる?」

「絶対いや。正気では着られないよ。そんな服」

コス着ている私によく言えるな。さっき似合ってるって言ったじゃないか!でも、これ落札した時に集まってくれたみんなに見せなきゃいけない。恥ずかしいぞ!すごく恥ずかしい。


まあ、このお店はメイド喫茶だから多少のコスはいいけど、街中で魔法少女の衣裳で歩いたら頭の弱い残念な子って思われちゃうよ。


「めぐ。とりあえず魔法の事は内緒だよ。ね。」

「のぞみが私のシモベになってくれるなら言わないよ」

「餌付けだけじゃ足らないのか?もう」


このコスって上はビスチェ になってて身体のラインモロ出ちゃうし、下着かって感じ。スカート部分もチュールになっててふわふわ。二次元のアニオタしか喜ばないよ。ヤフオクで売りに出す気持ちもわかるよ。


でもこの魔法ってスパイの人とか欲しがるだろうな。誰がどこで何やってるってのがおぼろげにわかる。使い方次第だと思うけど。私は人のプライバシーには興味ないから。男子の見ちゃいけない行動なんか絶対見たくない。


でも、あちこち行けるんだ。空も飛べる。

バイトさんを募集するかな。お店を任せて私は大空に羽ばたくのよ!




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