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テンゴク  作者: 和尚
第1章 事務所から始まる異世界生活
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第6.5話 ある新米への評価



『今日からお前達の後輩になる奴を連れて来た。立場的には、私の弟子か弟分だな。見ての通りのガキで、まだ右も左もわからない奴だから、色々と教えてやれ。甘やかす必要はないぞ』


そんな言葉と共に、ソラヴィアが、自分が突如連れて来た子供を紹介したのが、数日前のこと。


その時のことは、『ヘルアンドヘブン』に所属する構成員達……すなわち、『ヤクザ』達の記憶に焼き付いていた。

今までで初めての……より正確に言うならば、絶対にないと思っていたことだったからだ。


ソラヴィアは組織内において、一匹狼の代名詞と言ってもいい存在である。

立場としてはともかく、弟分や弟子はもちろん、直属の部下と呼べるような立場の者を持たず、いつも1人で行動している。


彼女の立場……ヘルアンドヘブンの『本部長』という地位にあるならば、自分の身の回りの世話をさせる、弟分などを数人抱えているのが普通である。

実際、彼女に数人いる兄弟分は、皆そういう立場の者達を抱えていたし、彼女の部下や弟子になることを望む者は多かった。


それでも、かたくなに彼女は1人で居続けた。求めることも誘うこともせず、志願があっても断り、それがすでに数十年にわたって続いていたことから、組織内では、このまま彼女が部下をもつことはないのだ、というのが定説となっていたのだ。


そこに現れた、1人の少年。

ソラヴィアが自ら『弟分』といって連れて来た……しかも、後になってさらに詳しく聞けば、自分からスカウトしたという話すら出て来た。


その少年……アイビスが注目される理由としては、十分すぎるものだった。


☆☆☆


朝、まだ日も登らぬ時間帯。

下っ端の仕事は、早い時間から始まる。


「おい新入り、起きてるか?」


「はい、先輩。おはようございます」


アイビスがここにきて……『ヘルアンドヘブン』の末席に加わってから、既に数日。


もう既に何度も繰り返されたやり取り。この頃になると、先輩の組員たちも、アイビスの扱いに慣れてくると共に……彼の能力というものを理解している。


そしてそれは、彼の有能さ、将来有望さをひしひしと感じる、ということと同義でもあった。


言ったように、下っ端の朝は早い。炊事、洗濯、掃除……様々な雑用仕事をこなすのは、下っ端たちの仕事だ。


当然、その役割はアイビスにも振り分けられる。

ソラヴィアが『甘やかすな』と直々に言っている以上、アイビスに対する指導は、通常の場合で新入りの組員に行われるそれと同様のものとなる。


町のゴロツキや荒くれが入ってくることの多い業界。

最初は、総じて時間や規則、さらには仕事そのものにルーズである場合が多いその性根を叩きなおすため、徹底的に厳しく指導されるのが常であった。


当然、先輩の組員たちはアイビスにもそうするつもりであった。


だが、その初日からアイビスは、先輩たちの予想をいい意味で裏切り続けていた。


朝、間違いなく夜明け前には目を覚ます。

先輩達が起こしに来ても、集合場所と時間を定める形式にしても、遅刻してきたことはない。


むしろ、ほぼ毎回誰よりも早くそこに来て待っていた。

身支度も完璧。髪も、顔も、服装も――服自体は安物の品ではあるが――仮にそのまま上役の前に出るとしても、失礼にはならない程度にまで整っていた。


先輩組員たちからすれば、まず生活リズムからして整っていないゴロツキ上がりの多くは、早寝早起き、規則正しい生に慣れるまでが大変である。

大体は、そうしようとしつつもできず――ある者は起きられず、またある者は二度寝し、またある者は支度にもたつき……etc――先輩たちからの叱責を受けながら覚えていく。


その部分が丸々できているアイビスは、些細なことではあるものの、少しは見どころ、あるいはやる気があるのだろう、という評価をもって受け止められていた。



(にわか知識だけど……ヤクザの業界では30分前行動が原則だったはず。まあ、早起きは慣れてるし……寝る時間が早いから寝不足にもならない。特に苦でもないな)



朝起きるとそこから雑用仕事に駆り出されるわけだが、もともとアルーエットの屋敷で使用人として働いていたアイビスは、様々な仕事のノウハウをそこで学んでいる。

それも、貴族の屋敷で通用する水準にまで磨き上げて。


それに加えて、前世……日本人時代の経験により、そこでは学ばなかった必要な知識もあり……さらに、学んでいた知識を発展・補完することもできていた。


掃除。

ゴロツキの中には、丁寧に掃除する習慣などない者も少なくなく、集団生活……それこそ、自分より立場が上の者達も暮らしている場の掃除のやり方を知らず、覚えるのに苦労することも多い。


だがアイビスにとっては基礎中の基礎とでも言うべき技能である。貴族家の屋敷で通用するだけの技術や知識もそうだが、それに加えて、日本人時代、小学校から掃除というもののやり方を覚えながら育ってきており、スキルに不足はない。


基本的な掃き掃除、拭き掃除はもちろん、壁や床、家具の材質に応じた手入れの仕方なども心得ており、むしろ先輩たちで、技能面でアイビスに指導できる者はいなかったほど。

せいぜい、どこを特に注意して、気を付けてやるべきかを指導する程度だった。


加えて、貴族家の広い屋敷の掃除を行っていただけあり、手際よくてきぱきとこなす。仕事は早く、かといって雑であるはずもなく。



(こう言っちゃなんだけど、アルーエットの家にあったようなよくわからん装飾とか、変な形の家具やら置物とかがない分、全然やりやすくていいな。大体覚えて慣れてきたから、時間に余裕もでてきたし……他の人の仕事とか手伝った方がいいか?)



洗濯。

現代日本と違って、洗濯機などというものがないこの世界では、洗濯は基本的に手洗いである。それも、水汲みから絞って水気を取るところまで、人力でやる必要があった。主にこの作業に従事させられることが多い女性にとっては、重労働だった。


ここで活躍したのが、貴族時代にも活用していたアイビスの水魔法である。

大量の水を一度に作ることができるそれは、水汲みの手間を丸々はぶいたのみならず、その応用で水気をあらかた切ってしまうことまでできる。さすがに完全に乾かすには干さなければいけないが、毎日それに苦労させられている者達からすれば大助かりだった。


さらには、手荒れやひび割れ、あかぎれといった、洗濯に伴うつらい症状には、アイビスの治癒魔法が生きる。そのまま他の手作業……裁縫や掃除にまで影響するそれらを解消してくれるアイビスの存在は、女性たちに歓迎されていた。


現在、アイビスは掃除をメインに任せられているため、洗濯に関する仕事はあくまで手伝い・助っ人の範疇だが……担当を変えてもらえないのかという声が出ているほどだ。



(俺の服も、仕事だからとはいえ、あの人たちに洗ってもらってるし、このくらいはさせてもらってもいいよな……アルーエットの家にいた頃は、使用人ほぼ全員にやってたことだし、苦労でも何でもない。むしろ、あんなに若いうちから、手荒れだの何だのひどくしてまで毎日洗ってくれてることに感謝してもしきれない感じだわ……肌も、髪ほどじゃないにせよ女の宝だろうに)



炊事。

共同生活を送っている組員全員の分の料理を作るため、人手はいくらあっても足りないくらいだ。しかもそれを1日3回。他の仕事に負けず劣らずの重労働である。


これもアイビスにとってはメインの仕事の外ではあるが、一番の下っ端であるということから、志願して積極的に手伝っている。

しかしそれ以上に、今となっては厨房の皆に望まれてやっている立場でもあった。


なにせアイビスは、貴族の屋敷でそれについても学んでおり、技術や知識については十分すぎるほどに持っていた。それに加えて、日本人時代には大衆向けないし、簡単かつ大雑把な分野の料理も大方の作り方を抑えている……家庭環境のせいでもあったが。


さすがに長年厨房を任されている、専門かつベテランと言えるレベルの担当者ほどではないが、その手伝いとして様々な仕事を任されたり、サイドメニューなどを軽く作る程度であれば、十分な腕を持っていたアイビスは、すぐさま戦力として数えられるまでになっていた。


今では、洗濯部門同様、部門替えを要望する声もあちこちで上がっている。

厨房の係のみならず……アイビスの作った料理を食べる側からの要望も出ていた。


特に、アイビスが余った材料などを使って、今までに自分たちが見たこともない、もちろん食べたこともない、しかし美味な料理を作って出すのを楽しみにしている者は多かった。

風のうわさでは、幹部クラスにすら愛好者がいるという話だ。



(自分で言うのもなんだけど、勉強し始めると意外とはまるんだよなこういうの……料理って、男の方が凝って作るようになることが多いってホントだったのかもな。最近じゃ、貴族家で習ったレパートリーだけじゃなく、前世知識も引っ張り出して作ったりしてるし……喜んでもらえてるみたいだから、何というか余計に気合が入ってなあ……)



その他、荷物運びからおつかいまで、雑用仕事は様々あり、いかにアイビスといえど、やったこともない仕事や知らない知識はある以上、毎日勉強の日々である。


それでも、前世の学校やアルバイト先、今世の貴族家、2つの場で異なる視点からなされた職業教育の成果として、新しい仕事でもどんどん知識や技術を吸収してスキルアップしていく。


めきめきと腕を上げ、年齢に似合わない実力を身に着けていく彼の仕事ぶりは、ある種、ソラヴィアが彼に目を付けたことを納得すらさせるものがあった。


厳しくしつけることができていない、という点では、先輩組員たちの目論見は外れた形である。だが、もとよりその必要がないのであれば何も問題ない。手間が省けた上、即戦力として使えている分、むしろ組織全体で見ればプラスであると言えるだろう。


すでにこの先、さらにどんな新しい仕事を教え、経験させ、成長させていくか、という話が、一部の上役たちの間で交わされているという話すら聞こえてくる。


事務作業や稼業の手伝い、あるいは荒事といった……駆け出しの半人前を脱却した目安になるような仕事を任されるのも、そう遠い未来ではない、と目されていた。




そして実際に……ひと月もしないうちに、アイビスはそれらの仕事に組み込まれることとなる。


主に、組員が行っている稼業のうち、表の仕事、あるいはそれに近いものから任され、あるいは体験させられ、経験を積んでいく。


学のないゴロツキ出身の者が多いこともあって、用心棒などの荒事を除けば、主に力仕事などが多い。そしてここでいう力仕事というのは、重い資材を運んだり、切り出したりといった、もれなく『重労働』にカテゴライズされるような業務である。


それはさすがに、いくらアイビスが男であり、甘やかしは不要と言っても、線の細い、まだ体の小さな子供に任せることではない。


あえて、生意気な、礼節や態度というものを知らない新入りに対して、懲罰じみた人事として課されることもあるが、いずれにせよ今のアイビスには当てはまるものではない。


そのため、裏方の細かい雑用や、事務作業などを任せられることがほとんどだった。


手先が器用なエルフ系種族であることに加え、これについても貴族家での職業訓練で様々なスキルを習得していたため、すぐにここでも、分野を見極めてではあるが、重宝されることとなる。


それ以上に目をつけられたのは事務作業だった。

現代日本の高い教育水準で鍛えられた読解や算術の能力、作業の細かさ正確さは、そういったものに無縁な場合がおおいゴロツキたちの現場では、新人であるにも関わらず、大いに頼りにされるようになるのに、さほど時間はかからなかった。


もう少し成長し、体が大きくできてきてからであれば、力仕事も増えてくるかもしれないが……今はもっぱら、数少ない裏方ないし事務分野での即戦力として重宝されている。このままそちらの方面に力を入れて育てていくべきではないか、という話もあったほどだ。



(バイトのシフトで裏方専門みたいに割り振られてる感じか……この10歳そこらの体じゃホントに非力だから、肉体労働じゃ役に立てないんだよな……まあ、それはこの際仕方ない。できることできっちり貢献していくしかないだろ。幸い、高校やバイトで経験したことがもとになって、大体の仕事はそつなくこなせて、いい評価貰えてるようだし)



そして……最後に任されるようになったのは、稼業。

無論、『ヤクザ』としての、だ。


『ヤクザ』を名乗るだけあり、稼業として掲げるものには当然のように非合法なものもある。

極端に悪質、あるいは下卑ていると言えるようなものこそないにせよ、明らかに法を逸脱したことを行っており、だからこそこれに携わるようになるには……それだけの力はある、と信を置かれるようになるには、アイビスであっても相応の時間が必要だった。


そして、いざ任せるようになり……これもまた、他の仕事と同じく、評価は上々。


内容がかなり多岐にわたるため、全て一概に評価を下すのは難しいものの、同じように物覚えの良さを発揮したアイビスは、最初こそ戸惑ったり、手間取ったものの、すぐに不足なく割り当てられた仕事をこなせるようになった。


稼業の、というかそもそもヤクザとして生きることへの邪魔になるような、違法な行為への忌避観もほとんど見られない。思うところがないわけではないようだが、文句も言わず、態度にも出さず、真面目に誠実に仕事をこなしていた。


それも評価点ではあるものの、何より子供であるという点が大きい。


子供というのは、それだけで周囲から甘く見られ、侮られる要因である。

だがだからこそ、警戒心が緩む相手でもある。大人では無意識に警戒されてしまうようなことでも、子供がやっているとその敷居が下がる、というのはよくある話だ。


当然、家業をする上では有利に働く。


子供を使う上で不安になるのは、その侮られる理由そのままの、能力の低さである。実際、危ないことや難しいことはできない、あるいは理解もできない、覚えられない子がほとんであるわけだが……『前世持ち』であるアイビスにそれは当てはまらない。


結果的に、その幼い容姿と、それに似合わぬ高い能力を生かして、相手の警戒をすり抜ける必要があるような仕事に割り振られることが多くあった。


裏取引に使われるような品物も、入れ物をカモフラージュしてアイビスに持たせて運ばせれば、子供のおつかいにしか見えなくなる。


小さい体を生かして様々な場所に隠れていることもできる。耳もいいため、内緒話を盗み聞きするのも得意で……もし仮に、よほど内容がまずくもなければ『何だ子供か』で済む。


もう少し仕事に慣れてきたら、その見た目で油断させて、敵対するゴロツキなどを闇討ちさせる、などの使い道も検討されている段階だった。


(違法行為……は、わかるんだけど、思ったより忌避感とか罪悪感とかないな。やってるうちに慣れたわけじゃない……割と最初からなかった。……やっぱ、色々経験したからかね。1回死んで、さらに1回死にかけて……奇麗事だけじゃどうにもならない、もっと直接的な力、ないし手段がないとどうにもならないことが山ほどある、って知ったからか……あんまし嬉しくもねーな)


欠点があるとすれば、その種族が『ダークエルフ』だったこと。

亜人の、それも見目麗しいことで有名なエルフ系の種族であるアイビスは、それだけで『奴隷』として価値がある。あまり外に出せば、いらぬトラブル引き寄せることになる。


加えて、見た目通りの年齢ではないのではないか、と推察されることも懸念だった。


もっとも、エルフ系種族は確かに長く若々しい見た目を保つものの、それはある程度体が成長してからであり、成長自体がゆっくりであるわけではない。

子供である期間は、人間とさほど変わらないのだ……広く知られている知識ではないが。


その懸念ゆえ、最低限自衛できるだけの腕っぷしや立ち回りがが身につくまでは、アイビスの職場はもっぱら拠点の敷地内ということになるのだった。


そして、その腕っぷしを鍛えるための『戦闘訓練』も、すでに始まって入るのだが。

他ならぬ、『師匠』であるソラヴィアの手によって……仕事の合間を縫って、着々と。


「どうした、終わりか? まだ30分も経っていないぞ……魔力もまだ使えるだろう、さっさと回復して立ち上がれ」


「っ……押忍!」


屋外の、あまり人目につかない広場。素手で、汗一つかいていないソラヴィアに対し、木剣を手に、汗だくになって肩で息をしているアイビス。

体中、打撲や擦り傷だらけで、あざもいくつもできていた。


組手形式で鍛えられている最中のアイビスは、体中の痛みと疲労でふらふらになりながらも、魔法で傷を癒し……ついでに水と氷で冷やして痛みを緩和し、今一度ソラヴィアに向き直る。

木剣を構え、切っ先をまっすぐソラヴィアに向けて、継続の意思を確かに示す。


(やはり子供であることには変わらんか……魔法や、見た目に似合わない能力は確かに武器だ。あの時も、それをうまく生かして、瀕死になりながらも、大人4人を相手に勝った。だが……力も、スタミナも、技術もまるで不足だ。あくまで『子供にしては』強いだけ……絶対値的に見て『高い』と言える能力を持つことができなければ、後々通用しなくなるのは自明…………だがまあ……)


対するソラヴィアは、思考を巡らせつつも……構えることはしない。自然体のまま、何もせずアイビスを見返している。

あからさまに、『構えるまでもない』という態度。しかし、実際にそれで対応できるだけの実力差が2人の間にはあり……それをわかっているがゆえに、アイビスも何も言わない。


(今の年齢を考えれば、その水準では上出来と言えるだろう。時間はある、素質も、やる気もある。ゆっくり、確実に育っていけばいい……この私が目を付けたんだ、半端な実力でとどまってもらっては困るぞ……力も、中身も、な)


特に合図もなく、アイビスは地を蹴り、ソラヴィアはそれを迎え撃つ。

何合か打ち合い、アイビスが地に転がる。その繰り返し。


その果てに行き着く先は何か……まだ、誰も知らない。




新人組員、アイビス。

ソラヴィアのいざないで『任侠』の世界に足を踏み入れた彼は、日々の仕事や、その合間を縫っての学習や修行を通じ、先輩組員達に見守られながら、今日も成長を続けていく。





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