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ひと月ほどのお久しぶりです。すみません更新することができなくて。ちょっと死後疲れがというのは言い訳にはならないので。どうにか頑張ります。
森に着いたら生徒たちは事前に決めた班ごとに別れて、そこに教師が指導しに行きます。一つの班に教師一人が着き、遠征終了まで一緒にいることになります。三泊四日、教師の食事も生徒たち次第ということもあって、生徒だけでなく教師も必死です。
そんな遠征やることは単純で、テントを立てればあとは食料探しだけになります。火を起こすのも大変ですが魔法や魔術っを使うこともできるのでそこまで苦ではないのです。
私の班は生徒が優秀だったのもあって一日目二日目と肉を食べることができて、余裕のある遠征になっています。
その遠征も三日目になり、明日には学園に帰ることになるのですが。そのような中、空に爆音と光が打ちあがりました。
それは事前に教師間で取り決めされた緊急時のサインで。遠征自体に関わる緊急時には複数回。班の緊急時は一度と取り決めされたものです。
一度目以降空に爆発と光が上がることはなくなり、教師たちの発する緊張感はだいぶ和らぎました。しかし緊急事態であることにかかわりはなく、一度集合することになりました。昼間の時間帯だったこともあり、食料調達に出ている班以外で集まった教師は数名のみ。
班の緊急時には、このキャンプ地にいる教師が救援に行くことになっているのですが。ここにいるのは私含め研究者肌の教師ばかりでした。
「誰が行く」
「私は無理よ、私という救援者が増えるだけだし」
「そもそもここにいる教師の中で一番体力があるやつが行けばいいんだ」
それぞれが互いを見合い、そして最終的にはその視線は私へと集まりました。
「レティア先生って、初等科の先生でしょう。私たちより体力あるわよね」
「俺たち研究室に引きこもってるから、頼むよ」
「なぜ研究室に引きこもってる、研究者がそもそもここにいるんですか」
そう、あまりにもこの場には似つかわしくない。人手不足というほど教師の数が少ないことはありませんし。なぜここにいるのか疑問でしかないのです。
「学園長が参加すれば研究費を出すっていうから」
「同じく」
「私も」
学園長はどうやら研究室に引きこもってる研究者を外に出したかったわけですか。それをアルビィーネ教授は私に押し付けたと。おそらく楽して研究費をもらおうという魂胆なのでしょう。おそらく学園長にはばれてると思うので文句は言わないでおきましょう。
「とにかくわかりました。ここはお願いします」
「任せてくれ、引きこもるのは得意だから」
テントに引きこもっていては意味がないような気もしますが、とにかく行きましょう。
森の中を、爆発のあった方向に進んでいると数名の生徒が不安そうに集まっていました。周囲に教師がいないようですし、この生徒たちの班なのでしょう。
「あなたたちですね」
「あ、あの」
「落ち着いてからでいいので、何があったか教えてください」
生徒たちが落ち着くのを待ってから、話を聞くことができました。
「崖に班の一人が落ちて、それを教師が助けに行ったのですね」
「はい、先生がすぐほかの先生が来るからって。魔道具を発動させて崖に飛び降りて行って」
「キャンプ地まで戻れますか」
「大丈夫です」
「では、同じ話をキャンプ地の先生にしてください。できれば戦闘科の先生に。わかりましたね」
「はい」
「では行きなさい」
地図では確かにこの場所に崖があると書いてありました。生徒はそれを知っていたはず、どうして落ちたのか、まだわかりませんが早く助けなくてはいけませんね。
眼前の崖は斜面になっていて、おそらくここから転げ落ちたのでしょう。下は森になっていてここからでは見えませんね。
斜面には溝のようなものがついていて。おそらく剣を突き立てながら降りた教師のものでしょうね。
さすがに私には無理ですから、持参した結界の魔道具を使いましょう。この斜面を滑り落ちる分には十分な強度がありますから。
崖を滑り落ちる中、血の付いた石を見かけたのでけがをしているのは確実。出血量を考えると、無事とも言えません。
血が道しるべのように地面に落ち、それをたどっていきました。
「誰だ!」
聞こえた声それは、私のよく知るリーアのものでした。
誤字脱字は下に専用のがあるのでそこからお願いします。
感想なんかももらえると嬉しいです。
そしてあまり更新できないのに読んでくださりありがとうございます。




