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さて、生徒たちの様子でも覗いて見ましょうか。
各班のリーダーには魔術式を書いてある札を渡してあります。これは目印で私の持っている魔道具に大体の方角が映し出されるようになっています。まだ、場所まで表示されるものを作れてはいないのです。いつかアルビーネ教授なら作ってしまいそうですけどね。
この目印を頼りに、遠視の魔術式を刻印してある眼鏡で探します。スタンピードの際に遠視の魔法を使いましたが、やっと魔術式にすることが出来たので眼鏡型の魔道具を作りました。
お昼は携帯食料、黒パンと干し肉を食べてもらいました。食べにくそうでしたが、残す生徒がいなかったのはいいことだと思います。干し肉は塩辛いですし黒パンは固いですからね。
さて、北に反応がありますね。居るのはどの班でしょうか。ああ、ゼントラルさんに頼んだ班ですね。
まだ収穫物はないみたいですね。薬草自体は近くにありますが生徒は気づいていないようですね。少し草をかき分ければあるのですが。ゼントラルさんは気づいているようですね。視線の先に薬草があります。
凪の風の人に聞いてはいけないとは言っていないので、聞いてもいいのですがね。
北東の班はエリオーラさんにお願いした女生徒たちの班ですね。こちらはきれいな花に木の実、薬草も手に入れていますね。順調なようです。
北西方面には二つ反応がありますね。一つはリオールさんの付いている班ですね。こちらの班も薬草に木の実と順調ですね。アンセイルさんの班もリーゼハルトさんの班も薬草は手に入っているみたいです。
そして以外にも早く帰ってきたのが、アンセイルさんの班とリーゼハルトさんの班でした。
アンセイルさんは野兎を、リーゼハルトさんは野鳥を手に持っていました。
「同時に帰ってくると思いませんでしたが、お二人とも狩りをなさったんですか?」
「俺のほうはたまたま野兎がいたもんですから、腕前を見せるためにちょっと狩りを」
「私も同じですね。弓の腕を見せてほしいと頼まれたので気に止まっていたこの野鳥を狩りました」
「そうですか、では罠にかかった動物を解体する際に一緒にやりましょう」
一番最後に戻ってきたのはリオールさんの班でした。収穫物は女の子たちの班、二班が多く。男の子たちの班は薬草だけの班がほとんどでした。
それぞれがしかけた罠を確認し、手に入れた動物は凪の風の皆さんに解体の仕方を教わりながら各自捌いていきました。
「さて、皆さん動物は捌けましたね」
女の子たちは、吐きそうになったり顔を背ける人もいましたが何とか捌ききることができていました。
普通に生活していれば血や内臓を見ることはありませんからね。仕方ないのかもしれません。
「あと一刻もすれば夕方になりますから、今から夕食の用意をしましょう。お肉は先ほど捌いたものを使ってください。野菜は各班ごとに用意してあるので取りに来てくださいね。何を作るのも自由です、思い思いに作ってみて下さい。わからないことは私か凪の風の皆さんに行くように」
今回班編成は平民と貴族を混ぜているので、料理に戸惑うことはないでしょう。わからなければ聞けばいいのですから。
全ての班がスープを作るみたいですね。炒める班もあるかと思ったのですが、これはこれでいいのかもしれません。他の班と自分の班のスープの味を比べることができますから。調味料は塩だけしか持ってきていないので素材の味をどう生かすかで味がだいぶ変わるでしょうね。
見ていると材料を切ったりするのは平民の生徒が、煮込んだり火の調整は貴族生徒がやっているようですね。なれない料理にともどうかと思いましたが楽しそうです。
今日は楽しそうとしか言ってないかもしれません。でも楽しくないよりとってもいいです。いやいやするより楽しくやったほうが覚えもいいですからね。
誤字脱字は下に専用のがあるのでそちらからお願いします。
感想は私のモチベーションに直結してるので頂けると泣いて喜びます。面白いの一言でも大変うれしいです。
次話はテントの中で何かあるかもないかも?
ちなみに今後というかだいぶ後になりますけど、リーアちゃんのお相手は出します。ちなみに今のところショタよりの大人しい子の予定です




