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 課外授業当日になりました。授業内容は学園に無事認められて、冒険者のほうも腕のいい冒険者を雇えました。凪の風という五人パーティーで依頼の受注件数は少ないものの達成率が高いと職員に勧められました。彼らに直接交渉したところ学生のためならと、少し料金を安くしてくれました。


「今日の課外授業はウェストリン森林で狩猟と薬効植物の採集をした後に野営をします。道具は各班にごとに用意したのを運んでもらいます。皆さんいいですね?」

『はい』

「それから今回護衛をしてもらう凪の風の皆さんです。わからないことがあれば聞くといいでしょう。狩猟採集などは慣れていらっしゃるので」


 門からウェストリン森林までは徒歩で移動することになりました。極端に長い距離でもありませんし、授業なので馬車も使いません。本当のことをいうと馬車を用意するお金がなっかったのですけどね。生徒達には申し訳ないことをしました。

 でも思ったより楽しそうでよかったです。冒険者の方たちともいいコミュニケーションをとれているようですし。貴族子息令嬢も、見慣れない景色を楽しんでいますしね。若干女生徒たちが若干疲れた様子ですが笑顔なので良しとしていいのですよね?


 着きましたね。まだこの辺りはまだ浅い場所ですが、奥に行けば深くなるのでこの辺りがちょうどいいです。


「ではこれから課外授業を始めます。最初は狩猟ですが、武器の類は持ってきていませんがどうやってするかわかりますか?」

「魔術や魔法ですか?」

「それも一つの方法ですが、魔力の消費を減らすということを考えた場合どうでしょうか」

「魔力を使わないでですか?」

「はい」


 罠というのが正解なのですが、あまり馴染みのないものですからね。出てきませんか。


「正解は罠です。森の中にあるものを使えば簡易な罠を作ることができます。運が良ければ小動物などを捕らえることができるので、食料がないとき武器がない時でも食料が手に入ります。私が説明するより冒険者の方の方がよく知っているでしょうから、実際に教えて貰ってください。おねがいします」

「それじゃあ行くぞ着いてくるんだ」


 凪の風はリーダーで剣士のゼントラルさん、弓使いのリーゼハルトさん、盗賊のアンセイルさん、大剣をつかうエリオーラさん、魔術師のリオールさんの五人で構成されていて、それぞれの班に着いてもらって色々と教えてくれます。エリオーラさんとリオールさんは女性なので、安心して女生徒を任せられます。


 私はその間に野営地の準備を進めておきます。夜の間に魔獣が来ないとも限りませんから、簡単な結界の魔術式を用意します。作ってきても良かったのですが、現地の方がその環境に合わせて作れるので無駄がありません。

 本来なら生徒にやって貰って、経験を積ませるのがいいのでしょうけど。まだ魔術式の授業はしていませんからね。


 一番早くに帰ってきたのはアンセイルさんに頼んだ班でした。レビィ君達平民が多い班です。罠に詳しい盗賊ですし教え方も上手だったのでしょう。


「早かったですね」

「この子達飲み込みが早いもんですから」

「そうでしたかありがとうございます。どうでしたか罠をしかけてみて」

「勉強になった、長期休暇の時に帰ったらやってみたい」

「その時は村の猟師に教えてもらうのがいいでしょう。色々と詳しく教えてくれるでしょうから」

「そうか、聞いてみます!」

「俺たちも帰ったら聞いてみようぜ」

「だな!」


 他の班もぞくぞくと帰ってきているようですし、順調に進んでいるようですね。


「全ての班が戻ってきたので、次は採集に移りましょう。擦り傷やかすり傷に効く薬草を取ってきてください。名前や特徴は授業でやったので覚えていることと思います。それから、食べられる果実や木の実があったら取ってきてもいいですよ。図鑑の写しは持っているはずですから、それを見て食べられるものか判断するように」

『はい』

「冒険者の方たちもいますが、あまり遠くまで行かないように」


 生徒たちはそれぞれ別々の方向に移動し、そのあとを凪の風の皆さんが着いていきます。

 生徒たちは何を取ってくるでしょうか。この森には食べられる木の実など多いですし楽しみですね。






誤字脱字は下に専用のがあるのでそちらからお願いします。

感想は私のモチベーションに直結してるので頂けると泣いて喜びます。面白いの一言でも大変うれしいです。

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