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まずはひと月ほど音沙汰無しですいません。暑さにやられて書く気力がわかず、読み専時代に戻っていました。

あとしれっと書き始めてから一年経ってましたね、6月くらいに投稿し始めたはずですから。今書いてるところが、決着やいかに着いたら前に言ったような気がする人物紹介入れようかと思います

「おっと、レティア大丈夫ですか?」

「大丈夫です、小石を踏んだんでしょうから」


 王都の夜は昼と比べてその鳴りを潜めています。

 夜灯街はこことは違い賑やかでしょう。仕事を終えた人々がその日の疲れを癒すために酒場に通うのですから。


「クロード、母から聞いたのですが。妻が妊娠中の男性は会話や触れ合いが減り、夜街に行くようになると聞いたのですが。寂しいようなら言ってください、クロードに他の女性と話して欲しくはありません。家のものは別ですが」

「レティアそれは」

「嫉妬というのでしょうね。まだよく分かっていませんが」

「いえ、喜ばしいことです。中々感情が表に出てこないのですから。それから心配には及びませんよ。私はレティア一筋です、寂しいと感じることは無いですよ」

「そうですか?」


 最近は気分が優れなくてあまり話すこともできない日が多いのですが。


「わからないという顔をしていますね」

「顔に出ていましたか?」

「なにか悩んでいるように感じたので」

「そうでしたか。たしかに分からないのです。最近ゆっくりと話すことも、出来ていないことが多いですから」

「わたしはレティアと一緒に居られるだけで十分なのです」


 一緒にいられるだけで?居るだけでいいのですか。人とのかかわり合いがなくて、寂しいと感じるもののはずです。一緒にいるだけでも寂しくはないでしょうが、一緒に居るだけでは寂しいと少なからず感じるはずです。


「どう言えばいいのでしょうか。確かに話をしたいと感じることはあります。でもそれは一緒に今いられるということの前には、些細なことなのです。結婚する前のお付き合いしていた頃、数ヶ月に一度会えればよかった。それが今は毎日会うことが出来るのです。これほど嬉しいことは無いのですよ」


 確かにあの頃会えるのは数ヶ月に一度。手紙のやり取りは頻繁にしていましたが。あの頃の寂しさと比べれは今の寂しさは些細なものなのですね。

「初めて誘っていただいた場所を覚えて居ますか?」

「ええ、公園や演劇を見に行きましたね」

「楽しかったですよ、演劇も公園で散歩したことも」

「良かったです。実はあれ知り合いに教えて貰った場所で心配でした。レティアの好みに会うか不安でした」

「そうだったんですか、どちらも静かなところで、とても良かったですよ」

「知り合い感謝しなくては行けませんね、2回目以降もアドバイスを貰ってましたから」


 2回目以降もとなると、商店街を巡った時や甘いものを食べに言った時もなんですね。


「その方のこと、私は知っていますか?」

「レティアも知っていると思いますよ。直接話したこともあると思います」


 私も知っている人物となると誰でしょうか、元部下の方の誰か?

 それにしても話し込んでいて気づきませんでしたが、騒がしいですね。


「クロード、少し外が騒がしくなっていませんか?夜灯街から。聞こえるにしては大きすぎます」

「そう、ですね。エルボさん何かありましたか?」


 エルボさんは私たちの御者をしてくれています。屋敷を買ったのと時を同じくして、雇った方で庭の手入れや馬の世話御者をしてもらっています。

 私が庭に歩きに行くと、「今日はこんな花が咲いてるんです」と庭を案内してくれるんです。


「後ろが騒がしいようです。ここからでは見えないですが」

「分かりました」


 しかし何が起きたのでしょうか、後ろはこちらからは見えませんから仕方の無いことですし。クロードが手招きをしていますが近ずけば良いのでしょうか。


「どうしたのですか?」

「御者エルボさんじゃないです」


 クロードに口を塞がれましたが、別に声はあげないので話してくれますか?息がてきません、あと恥ずかしいですからね。

 手振りで大丈夫だと伝えましたが、帰ったら怒らなくては。何事もなければですが。

 声を出さずに会話をするとなると筆談でしょうか。紙とペンはありますから出来ますね。


(それでどういうことですか、クロード)

(声が違うんですよ、喋り方は同じだけどね)

(騎士時代の勘ですか?)

(ええ、おそらく別人です)

(つまり危ないんですね)

(ここから逃げようにも、レティアのこともありますから。どうにかして馬車を停めたいところですが)

(クロードが偽の御者を無力化すれば良いのでは?)

(事はそう単純でもなそうです。敵は確実に複数名います。ゆっくりとした速さで進んでますから、馬車の周囲に潜んでいる可能性があります)

(逃げ場は無いに等しいと言うことですね)

(はい)

(敵の狙いは何なのでしょうか)


 かならず目的があるはずなのです。この空間で価値があるとすればそれは、私たちの身。私がクロードが狙われていることでしょう。そしてこの場合、私の方が狙われる確率が高いです。クロードはまだレクサリア王国に来てまもなく、狙われる理由も少ないです。恨みなどを買うことも時間的に見て無理でしょうから。

 となるとなぜ私が狙われるのかですが、判断材料に欠けますね。


(誘拐でしょうか)

(クロードもそう思いますか)

(殺すつもりならばとうに殺しているでしょうから、人質もしくは誘拐の線が濃いです)

(狙われてるのは、私ですか)

(なにか思い当たる節はありませんか?)

(ありません。私自身が狙われるようなことは、していないつもりです)

(レティアの周囲に何かあると考えた方が良さそうですね)


 後ろから近ずいて来る音は大きくなり、それは次第に馬の蹄の音だと分かるようになりました。

誤字脱字は下の方からお願いします

次話は戦闘になるよていです

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