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お久しぶりです。現在手直しとしては5話まで行っています。

そして、セレスティーナの過去はもう少しづつ来ます。それではどうぞ

『それじゃあ、お話しましょう』

「あなたは誰なの?侍女には声聞こえてなかったみたいだし」

『あなたが見た夢。あれは私のことなのよ』

「あれがあなたの?」

「そう。前世と言うやつね。なんで前世の記憶があるのかわからないし、私がこうして人格としているのかも分からない。人格が溶け合うことも無いみたいね」

「えっと難しくて何が何だか」

「そうね、ごめなさい。簡単に言えば私とあなたは同じなのよ」

「私があなたであなたが私ってことですか?」

「そうね、あなた頭いいのね」

「まいにち勉強してますもの。あの、あなたのことはなんとお呼びすれば良いのですか?」

「そうね、ずっとあなたじゃ呼びずらいでしょうし。マユでいいわ。誰かにそう呼ばれていた気がするから」


 こうして私はマユと言う不思議な友人を得たのです。

 それから、私とマユは寝る前に少し話をするようになりました。お互いの知ってること知らないことを教えたり他愛もない話をしたり。


「今日お父様に連れてっていただいた御屋敷で男の子に会ったのよ。もう足し算も引き算もできるんですって」

『そうなの、でもセレスだって四則計算もう出来るでしよ?』

「それはマユが教えてくれたからですわ」

『確かに私は教えたけれど、セレスはそれをやれるようになった。セレスの努力の賜よ』

「そうですか?それでまたその子に会いに行くのですけど。どうやって教えればいいか教えてくれませんか?」

『掛け算とか割り算を?』

「はい」

『分かった。その時は私も起きててあげる』

「できるんですか?!てっきり夜しかお話できないので無理だと思ってました」

『私が起きていたら、セレスの生活の邪魔になると思ってたのよ』

「そんなことは」

『ないとは言えないのでしょ?だから教える時に手伝うだけ。終わったらまた眠るわ』

「わかりましたわ」

 

 この時はまだ夜しかお話できないことに疑問を持ってはおりませんでした。ただ、そういうものなのだと受け入れていました。


「セレス!来てくれたんだ」

「約束したじゃない。また遊びに来るわって」

「でもこんなに早いとは思ってなかったよ」


 私がジャックを訪ねたのは、お父様が私を自慢しに来た日から三日後のことでしたの。まだ習い事などもしていなかった私の時間は有り余っていて、家にいる時はお父様の書斎で本を読んでいることが多かったですわ。友達と呼べる人も居ませんでしたから、遊び相手も居ませんでしたわ。


「家だとすることがあまりないの。習い事もまだしていないから」

「そっか、じゃあ数術教えてちょうだい」

「うん!」


 ジャックは初めてできた友人でした。勉強を教える時はマユが教え方を教えてくれて、とても楽しい時間でした


「お父様、私をお呼びだと聞いたのですけど」


 この日はお父様に執務室に呼ばれました。


「ああ、話したいことがあってな。セレスにそろそろ家庭教師をつけようと思ってな」

「家庭教師ですか?」

「ああ、勉強を教えてくれる先生をつけようと思うんだ。マナーはシリエルに教えてもらうといい」

「お母様に?」

「ああ、シリエルはマナーに詳しいからね」


 お母様は色々な社交界に出ていてマナーについてはとても詳しいのです。


「分かりましたわ」

「後はもう、そうだジャック君とはどうだい?」

「ジャックとですか?お友達ですわ、お話してても楽しいです!」


 今思えばこれは探りを入れていたのでしょうね。私とジャックの仲がどうなのか。

 そしてこのマユこのことを話したのです。


「今日お父様に家庭教師を付けると言われたわ」

『そう、私に教えれることはなくなるのね』

「そんなことないわ、マユの数術の知識は素晴らしいもの」

『それでも私に教わるより、いいと思う。それに、私。やっぱりなんでもない』

「どうかしたの?」

「なんでもないの。少し思ってしまったことがあっただけだから」


 この時ちゃんと教えてもらえればよかったのですわ。そうすればあの時泣かなくて済んだかもしれないんですもの


「そう?あのね、お父様がジャックとどうだって聞いてきたの。まだ少ししか会ってないのに」

『ジャックのお父さんとセレスのお父さん、仲良いのよね?』

「親友だって聞いてるわ。昔から家どうしの中もいいみたい」

『そう、そういう事ね、ジャックのこと嫌いじゃないのよね?』

「ええ、だって友達だもの。嫌いなわけないわ」

『そうね、ジャックもセレスも兄弟いないよね』

「居ないわ」

『なら、セレスの両親に頑張ってもらわないと行けないわね』

「頑張る?」

「大人の事情よ」


 そして一ヶ月後には弟が妹が出来たのです。マユの言っていた大人の事情とはこれだったのですわ。私が嫁げば家督をつぐひとが居なくなるのですから。

 そしてジャックにも弟か妹が出来たのです。

 あとから分かることですが私には弟がジャックには妹ができたのです。

 そして、この頃からマユの口数は減っていきました。そしてジャックとの婚約が決まったのは三年後八歳の時でした。

誤字脱字は下の方からお願い致します。

次話はセレスティーナの過去ともしかしたら本筋に戻るかもしれません

そして、できれば感想を頂きたいなと少し思っておりまして。励みになることはもちろんですから嬉しいですし。モチベーションも上がりますから。お願い致します

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