表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/99

学園編5

遅れてしまいすいません。今週は日曜日に二つとも上げれるようにします。

「まず、このデモンストレーションは魔術科でやることになっててね。他の火魔術、水魔術、土魔術、風魔術、の研究室も参加するんだ。私的には何処かひとつでもいい気がするんだけどね〜、学園長がどうせなら全ての研究室でやった方が面白そうだと言ってね。仕方なく私たち魔術論研究室も参加することになったのさ」

「どうゆうことか分かりましたが、私達はどうするのですか」

「普通の魔術は他の研究室がやるだろうから、合成魔術をやろうと思ってるよ」

「合成魔術と言うとビリビリとかですか?」

「そうなるね、さっきの氷作るのとかビリビリを発展させるのさ。とはいえそのまま魔術を使うのは面白みにかけるからね。魔物の姿を真似たビリビリとかカッコイイとは思わないかい?」


 こうして、魔術論研究室の活動が始まりました。


「さて、まず魔術式の構築はレティア君に任せよう。魔物とかは君のセンスに任せるさ。さて、マリー=ジョルジュ君。君にはビリビリとさっきのコチコチの練習をして貰うよ。言っておくけど簡単じゃないよ?」


 アルビーネ教授とマリー=ジョルジュは魔術の練習をするようで、練習場へと向かって行きました。私はは図書館で魔物について詳しく書いてある本を探しに向かいました。


 魔物について書いてある本となると、魔物学術書が多いのですが、その内容は物によってあやふやであり挿絵が着いてあるものとなると見つからないかもしれません。


 一刻程探しましたが挿絵がある物はありませんでしたが詳細に書かれているものがあったのでそれを持って研究室に一度戻りましょう。


 研究室にある机に座りまず、ビリビリの魔術式を展開します。念の為結界を張って起きましょう。


 さて、何の魔物の形にしましょうか。動物が元の魔物だと、迫力にかけるのですが、魔狼や魔兎辺りならば形作るだけでも良いでしょうか。


 欲を言えばドラゴンなどが迫力出るのですが、見たことの無いものは作りようがありませんし。ここは質より数で行きましょうか。まずは、形作る所からですね。


 サーチの魔術で情報をとり込めればすんなりと行きますが私には魔術は使えませんから手動でやるしかありませんね。記憶の奥底から昔見た魔狼と魔兎、魔猪の記憶を思い出しながら形作って行きます。


 半刻程で形を作ることがてきました。大変なのはここからです。ビリビリとコチコチの魔術式にこれを組み込まなくてはいけません。


 接続を失敗すると発動した時に最悪の場合爆発する可能性もありますから、慎重にやらなくては接続はすぐに終わり、まだ訓練場に居るアルビーネ教授達に使ってもらいましょう。


 研究室を出ようとすると足物にある本に当たってしまい本が崩れてしまいました。


「少しは片ずけるべきでしょうか」


 崩れた本を戻そうと本を手に取るとちょうど開いていたページが目に着きました。


「これは···」


「アルビーネ教授。マリージョルジュさん」

「レティア君、出来たんだね」

「はい、まだ試作ですが使って貰えますか。その結果次第ではまた手を加えるので」

「さて、じゃあマリー=ジョルジュ君やってみようか」

「えーもうくたくたなんですが。寝たい…」

「君は早寝遅起き何だから、くたくたくらいがちょうどいいのさ。一日十時間は寝たいとか思ってるだろ?」

「惜しい、惜しいです教授一日十四時間寝たいです」

「予想の斜め上を行くね君は。まあ、とりあえず始めた始めた」

「はーい。コチコチ!」


マリー=ジョルジュさんがコチコチを唱えると周囲に氷で出来た魔狼が現れました。ひとまずは成功ですね。


「なるほど魔狼か、確かにこれはいいかもしれないね。ただ少し迫力にかけるかな?」

「このままだとそうですが、マリージョルジュさんどこでもいいので場所を指定して魔狼に指示を出してください」

「どこでもいいの?じゃあ行って」


マリージョルジュさんが空を指さし魔狼に「行って」と指示を出すと空に向かって魔狼が登って行き最後には氷の花となりました。


「これは、なるほど。半自立を組み込んだね。組むのが難しかったはずだけどよく出来たね」


「研究室にあった本に書いてあったので。それとこの本図書館に返してませんでしたね?」


私が手にしていたのは、魔物学術書総論と書かれた本で挿絵が入っている本で、私が図書館で探していた本でした。

「あー、そういえば借りてたね」

「これに竜種の絵があるのでコチコチとビリビリの最後に組み込もうかと考えます」

「いいね竜種。ド派手な魔術になりそうだ。威力は無いだろうけどね」

「は〜、竜種ですか。まあ、頑張ってください。私は寝ますので」

「はーい、ストップ。まだビリビリ使ってないからビリビリ使ったら帰っていいからね」

「はぁ…ビリビリ!」

今度は雷で出来た魔兎と魔猪が現れました。

「これってさっきと一緒?」

「一緒です」

「行って」


マリー=ジョルジュさんが命令を出すと魔猪に魔兎が乗り空を駆け上がると最後には弾けて消えました。


「どっちも動作はしましたが、コチコチを魔兎にしてビリビリを魔狼と魔猪にしてみましょうか。明日また作り直してきます」

「わかったよ。それじゃ今日はここまでにしよう。また明日ねぇ」

誤字脱字がありましたら報告のほうよろしくお願いします。

次は学園祭まで行くと思います

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ