学園編3
先にこちらを
「ありがとうございました」
「動きは段々良くなっている。このまま続けないのか?」
「はい、私にはここまでしか出来ないと思うので」
「そうか、次は何をするんだ」
「歩法を教えてくれる人がいると聞いたのでそこに」
「歩法か。確か徒手格闘の教師が教えていたな。頑張れよ」
「はい」
この日レティアはリーアと試合をすることになっていた。修練場に行くとリーアは既に身体を動かしていた。
「リーア来ましたよ」
「レティア!今日は頼むぞ」
「分かっています。それで何の武器を使えばいいのですか?」
「槍で頼む」
「良いのですか?リーアの方が不利になりやすいですが」
「いつか槍使いと戦闘になることも有るからな、その練習だ」
「分かりました」
壁に立てかけてある訓練用の槍を手に取り、修練場の真ん中で二人向かい合った。開始の合図は無く自然に試合は始まった。
リーアがレティアに向かって走り出し、その手に持った剣を下から上へ斜めにふるう。
レティアはその攻撃を後ろに下がって避け、手に持った槍でリーアの胴体を狙う。
リーアは槍の攻撃を体をひねることで避け、そのままレティアへと一歩近ずき、今度は右から左へ剣をふるう。
レティアは手首の動きだけで槍を縦に構え半歩後ろに下がった。
リーアの剣は槍に当たらなかった。
レティアは槍をそのまま振り下ろした。
リーアは剣を戻し槍の直線状に構え槍を横に逸らした。
レティアは逸らされた槍をはね上げることで追撃としたがそれより早くリーアの剣がレティアに届いた。
「負けですね」
「いやかなり危うかったぞ?私の剣が当たる前に槍が当たっていればレティアの勝ちだったしな」
「リーアにそう言って貰え得ると少しは自信がつきます」
「私からすれば本当に少しやっただけなのかと聞きたいのだが」
「少しだけですよ。二週だけですからやったのは」
「そうか。あと何回かやったら終わろう段々お腹がすいてきたからな」
「分かりました、次はどうしますか?」
「そうだな···次は」
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「と、言う感じでした」
場所は食堂。今日も三人揃って食事をしていた。
「それでレティアは、勝てたんですの?」
「いや全て私が勝ったぞ。全部危うかったが」
「それはレティアが強かったのか、リーアが油断してたのかどちらですの?」
「それはレティアが強かったからだ」
「レティアはなんでも出来るんですね」
「なんでもという訳ではありませんよ。武術は体を動かすためにやっているので、すべて中途半端に終わっていますから」
「それでリーアといい勝負をしているのですから充分強いと思いますわよ?」
「それなら、少しはやった甲斐が有るというものです。それとリーア、今日は私の部屋に来てくださいテストが近いので勉強です」
「う、明日じゃだめか?」
「ダメです。今のうちからやらないと間に合いませんから」
「わかった、勉強道具持ってレティアの部屋に行くよ」
「待っています」
「それじゃあ私はベックさんに頼んで夜食でも持っていきますわ。その方がリーアのやる気も出るでしょうから」
「そうですね」
「二人は私のことをなんだと思ってるんだ」
「いつもお腹を空かせた少女でしょうか」
「腹ぺこ少女ですわね」
「否定出来ないところが悔しい」
そして時間は少しすぎてレティアの部屋。
「次は地理ですね。主要都市を覚えていますか?」
「えっと、商業都市エルガンだろ、後は海洋都市セゼルガンド、魔の森に隣接してる城塞都市ミゼル、あとはあとはなんだったけ」
「魔術都市フィオレーゼです。それぞれ治めている貴族はわかりますか?」
「エルガンはエルガン家だったよな。セゼルガンドはバレルシャル家、しか覚えてない」
「ミゼルはミゼル家が。フィオレーゼがトリーア家が治めています都市と貴族の名前が同じなのはミゼルとエルガンだけですね」
「レティア今日はもう無理だ···。」
「さっき夜食を食べましたよね?」
「もう眠い。限界だ」
「仕方ありませんね。一刻ほど勉強出来たので良しとしましょうか。ここで寝ないでくださいね」
「わかってる····」
「もう寝そうですよ。部屋まで送りますから起きていてくださいね」
「わかった···」
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次は文化祭見たいなのを書く予定です




