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2週間ほどお待たせしてすいません。なるべく週一で更新出来るように心がけますね

 リーアがセレスティーナを連れてきてから少し時間が経って部屋の中央にテーブルが置かれました。着々と女子会の準備が進められあとは夕食が運ばれてくるのを待つだけになりました。


コンコン

「お食事をお持ちしました」


「お、来たな」


「私が受け取ってきますわ」


「お願いします、セレスティーナ」


「今日の夕食はいつもよりも豪華ですわ」


 セレスティーナが料理を載せたワゴンを運んできました。確かにいつも食べている食事より豪華なものが多いです。


「美味しそうだな、肉に魚にスープとサラダあとは白パンか」


「料理の名前聞きますか?」


「聞いてもわからんから聞かないでおく」


「後で教えてくれますか?べックさんから頼まれているので」


「わかりましたわ、後で紙に書いて渡しましょう」


「じゃあ女子会するか」


「それで何話しますの?」


「そりゃあ女子会なんだから恋とかお洒落とかの話じゃないのか?」


「恋の話となるとこの三人の中だとレティアくらいですわ」


「そうなのかレティア?」


「私には身に覚えが無いのですけど」


「フェルミナ騎士団長はレティアに好意を持っておりますわ」


「そうは思えませんけど」


「そうなのですわ、第一騎士団にも女性だけの隊があるそうですがレティアのように怪我をしても特になにもないようですよ」


「それは部下だからじゃないのか?それに私達は客だしな気を使ったんじゃないか?」


「言っておきますけどレティアが貰った傷跡を薄くする薬は高いんですよの?確か金貨五枚くらいしますの。それなりに数は出回っていますがそれでも貴重ですわ。それを見ず知らずの女性に送ることはまず有り得ませんのよ?普通でしたら医務室に向かわせるだけですわ」


 金貨五枚ですか。この世界の通貨は銅貨が一円、大銅貨が十円、銀貨が百円、大銀貨が千円、金貨が一万円、大金貨が十万、白金貨が百万の価値になります

 市民によく使われるのは銅貨、大銅貨、銀貨が多いです。市民の月の給料は金貨一枚程になります。物価が安いので金貨一枚で一ヶ月ほどなら普通に暮らせるのです。

貴族は大銀貨、金貨、大金貨が多いです。白金貨は高位貴族の間で使われています。


 私の実家では金貨までしか見たことがありませんでしたが王女宫に務めるようになってからは白金貨や大金貨を見ることが多くなりました。


 そして金貨五枚もする薬を下さったクロード様はもしかしたらセレスティーナの言う通りに私に好意をもっているのかもしれません。


「良く考えればそうかもしれません。ですが私のような無愛想な女を好きになるでしょうか」


「私よりは女性らしいじゃないか。私なんてゴツゴツで仕草も女性ぽくないからな、私よりはいいだろ」


「リーアは恐らく騎士団の人にもてると思いますよ」


「私がか?」


「ええ、騎士団長とかならばご令嬢などからもモテますが普通の団員はそうではありませんし副団長とかも同じです。だからもしかしたら騎士団の人から好かれるかもしれませんよ?」


「どうだかな、期待しないで待ってみるか」


「それでレティアどうするんですの?フェルミナ第一騎士団長のこと」


「とりあえず様子見することにします、間違いかもしれませんから」


「そうですわね、それがいいでしょう。じゃあ次はリーアをどうやって女性らしくするかですわね」


 セレスティーナはそう言いながらリーアに近づいて行きます。


「待て、さっき騎士団のやつに好かれるかもって話をして終わったんじゃないのか」


「それはそれ、これはこれですわ、それにさほどゴツゴツしてませんよ?」


 リーアの横まで行ったセレスティーナがリーアの肌を触りながら言います。


「おい!待て触るな」


 私も気になったのでリーアの肌を触ってみると


「確かに肌すべすべですね。ドレスを着れば行けるかもしれませんね」


「髪は上に持っていけば似合いますわね」


「ドレスの色は髪に合わせて赤でしょうか」


「ちょっとまて!二人ともあまり触らないでくれ」


「「リーアは大人しくしててください」」


「分かったよ、もう好きにしてくれ」


 セレスティーナと二人でリーアがどうすれば女性らしくなるか髪をいじったりしながら考えている中、リーアは私達にされるがまま大人しくしていました。


「とりあえず王女宫に戻ったら実際にやってみましょう」


「そうですね、どのようになるか楽しみです。セレスティーナ食器を片付けましょう」


「分かりましたわ」


 リーアがぐったりしているのでセレスティーナと二人で片付けをしました。


「やっと終わったか。レティア、私ときたら話の流れ的にセレスティだな。最近どうなんだ婚約者とは?」


「そうですわね、あちらの方は早く結婚したいようですが、私はティア様がせめて学園に行くまではお世話をしたいと考えてますから待ってもらっていますわ」


 セレスティーナの婚約者は小さい頃から一緒にいた、いわゆる幼馴染で私も学園で何度かあったことがあります。気の弱い方でセレスティーナがリードしているのを何度か見たこともあります。


「それは大丈夫なのか?」


「大丈夫ですわ。月に何度か二人で出かけていますし、関係は良好ですわ。ご両親の方も分かってくださってますから」


「そうですか。セレスティーナ、今もリードしているんですか?」


「最近は彼の方から誘って来ることが多いですわ。でもまだ気は弱いままですわ。私はそこが可愛いと思っていますから変わらなくてもいいのですけどね」


「やっぱりお似合いです」


「ありがとうございますわ、レティア」


「セレスティーナの話も終わったことだし寝るか。明日も朝早いだろ?」


「そうですわね。わたしはティア様を起こさなくてはいけませんからとょうどいいですがレティアはどうします?」


「私も寝ますよ。そうです久しぶりに一緒に寝ませんか?幸いここにあるベッドを繋げれば三人で寝れますよ」


「いいんじゃないか?」


「そうですわね、そういたしましょうか」


「じゃあリーア移動させるのを手伝ってください」


「任せておけ」


「ベッドメイキングは私がやりますわ」


「お願いします、セレスティーナ」


「さて出来たぞ、どうやって寝る?出来れば私は端の方がいいのだが」


「それじゃあレティアを真ん中にいたしましょう」


「私が真ん中ですか?構いませんよ」


「よし!じゃあ寝るぞ。二人ともおやすみ」


「おやすみなさいリーア、セレスティーナもおやすみなさい」


「おやすみなさいレティア」


 こうして、女子会は無事に終わりました。明日はいよいよ王都へ向けて出発です。

次回は王都へ出発し王子に会う所まで行く予定です。

誤字脱字ありましたらコメントなどよろしくお願いします。

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