ゴーン平原商業ルート2
ゴーン平原は大きな大平原だよ。
俺達のウル市拠点から平原を抜けて、ゴーン正統王国王都までのルートは1ヶ月半ほどだ。
ウル商業同盟国から聖守護国領内を抜けゴーン正統王国に至るルートをひたすら進む。
いまだゴーン大平原を支配できた国は無い、というのは先にあげた3ヶ国のほかに
メリト帝国、妖精国を加えた五つの勢力がぶつかって、競い合いをしているからだよ。
おまけに中央大荒野から、獣族の連中まで幻視の森を通って移動してきいるらしい。
何でも大荒野に華竜覇帝国が進出してきて、獣族が押し出されているとか、押し返しているとか。
華竜覇帝国てのは古くからの国で、目に付く土地はすべて己のものだなんて思うような連中だ。
幻視の森は妖精族が支配しているが、親切の押し売り?てやつでごまかしながら厄介者扱いして
入ってきている獣族を平原に追い出しているらしい。
んなわけで現在、性悪な連中がしっちゃかめっちゃかな状態にしつつある。
ゴーン大平原や中央大荒野なんか広すぎて、どうしょうもないって商人連中は皆言うんだよ。
どの国・族も支配なんてできるわけ無いと思うんだが...........
あれよ、管理するのには人手と金がかかりすぎてやってられないてやつよ。
まあ....あれだ他人がかってに所有権を主張したら、こちらも適当な理由をつけて
押さえておけば採算が合うとでも思っているんだろうか?
「頭領、斥候にだした連中が戻ってきましたよ。」
声に反応して、前方を見ると遠くに街道を戻ってくる騎馬が見えた。
今回の商隊は定期のもので馬車200台編成だ。
まぁ中規模の大きさの商隊護衛を請け負っている、護衛の団員は100名よ。
騎馬での護衛は20騎ほどで後は御者か徒歩での仕事になる。
同行する商人関係が100名ほどだ、荷だけの輸送請負もあるし人数は全体で200名ぐらい。
ルートの途中には何箇所か中継所が設けられており、無人の平原のささやかな拠点を確保している。
平原の部族で拠点提供を生業としているやつらがいる、年中無休営業だよ。
街道途中の安全確保のため常に騎馬一隊5名は斥候として先行させている。
見てたらユリアンが戻ってきた連中に向かって馬を走らせていく................
どうやら連中のとろとろとした戻りように怒ったようだ。
いやだね短気なやつは..........副頭領、実質頭の性格は..................
どんと構えていられないのかね。
皆も心にゆとりを持とうな。
更新は不定期です。