表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/81

ゴーン平原商業ルート1

大陸は今、戦乱の時代。 人々は古よりの神を祭り、自国の繁栄を信じ、武をもって覇を競う。

人族、獣人族、魔族、妖精族が互いに己の力を信じ、繁栄の頂点に立つことを欲した世界。


今、ゴーン平原の街道を多数の馬車が列をなして進んでゆく。

 大陸は今、戦乱の時代。 人々は古よりの神を祭り、自国の繁栄を信じ、武をもって覇を競う。

人族、獣人族、魔族、妖精族が互いに己の力を信じ、繁栄の頂点に立つことを欲した世界。


今、ゴーン平原の街道を多数の馬車が列をなして進んでゆく。


 暑い.....


雲ひとつない天気だ。


こんな日は屋根の下、冷えた麦酒、美味い物を喰らって日々を楽しむのが良い。

そうじゃないかい 人間働くのは人生を楽しむための手段だ。

面倒ごとは避けておくべきだ。


忠告する。 

 「君ならばやれる 実績経験は他と比べるべきもない。」

 「報酬は思いのままに手に入るよ。」

 「本当は僕がやりたいくらいだよ。」

などなどの甘い言葉には気をつけよう!! 

よく聞けよ、美味い話にはリスクが伴うんだよ。


「頭領 この辺で休みましょう」

ユリアンが馬をこちらに寄せながら指示をだすよう指図してきた。

「 止まれ!! 少し馬を休ませるぞ!! 」

馬は大事だよね...........

  はああああ.... やっと休める。 ユリアン 俺を殺す気か!

 俺ガストン・テーダはウル商業同盟国のとある傭兵団の頭をはっている、

いや、やらされているのだ。  


そもそも俺は傭兵団を維持する才覚があるとは思っていない。

そりゃ たいした団ではないよ、傭兵団といってもピンからキリまでよ。

戦場で活躍する威勢のいいやつらはピンだ、報酬も高いし出世もできるかもしれない。

だがリスクも高いよ、己の命を張っているのだから。

いくらこの世界の命の価値が紙切れのようなものといっても、俺は恐ろしいんだよ。

だから俺は生きていくためにキリを選んだ。

ウル商業同盟国は大陸の商人どもの金の力で成り立っている国だ、

まあいわゆる大陸の商業物流を牛耳っている大商人10人衆が結託して作った。

皇帝・王・貴族・議員などと称する権力者どもの手が及ばない金力の国だ。


俺の団は商人どもや荷を護衛しながら商業ルートを行き来する。

まあどこぞの異世界で言う運送屋だ。

土建屋さんの類の業も行う。

ただし、物騒な世の中だし当然なこと武装している。

本拠地はウル商業市の中にある。


え.... どこが傭兵団かって? 単なる3Kの業者じゃないかって?

そりゃちょっと見解の相違てやつだ、一番の違いは一応建前として戦闘も引き受けますよ。

普通の業者は殺し合いを売り物にはしないよ、実際は俺らもやりたくないけどね。

そう言わなけりゃ、あんた、この商売成り立たないだろう!!


俺に付き合っていられないねえて人は、どこぞに行ってくれ。

貴重な休み時間なんだよ。












初投稿です、更新不定期になります。

作者のストレス解消作です。

戦闘シーンはほとんどありません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ