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海斗とボピくん  作者: 割れせんべい


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80/240

ラジオン

「お小遣いを節約したい力士は早起きして

食堂でタダで朝食を済ませるんだよ。他の

力士はのんびり寝て自分でコンビニでご飯

を買うんだよ。」と今度はモックンが答え

てくれました。

「ボピー、そうだったんでちゅね」

「ああ、それから昼食は全員がコンビニで

買って食べるからチャンコ番は何もしなく

ていいよ」とミカちゃんがタクワンを箸で

つまみながら言いました。

「ボピー、よくわかりまちたあ」

「この岩駄市では次の日曜日も興行をする

から、それまではこのお寺が僕たちの宿舎

だよ。それが終わればまた次の都市に行く

んだ」とモックンがご飯のおかわりを自分

でよそいながら言いました。

 その時です。モックンが急に険しい顔に

なってミカちゃんに小声でささやきました。

「ほら、あれ、ラジオ妖精のラジオンだよ。

あいつまたミカちゃんの方、見てるよ。気

を付けたほうがいいよ」

ー下に挿絵がありますー

挿絵(By みてみん)




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