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お風呂も一緒
「ボピくん。何ボーッとしてるの?」
「えっ、なんでちゅか。」
「カレーのおかわりだよ。大もりって言っ
たろ?」
「あっ、ちゅみまちぇん」
「もー、ボピくん、時々自分の世界に入り
こむからなあ。いったい何、考えてたの」
「はい。ぼくたちが出会った日のことを思
い出ちていたんでちゅ」
「ああ、あれは去年の8月26日だったか
ら、もうじき一年と四か月になるんだな」
「ボピー、あっという間でちたね」
「うん、ところで、ボピくん。来週はクリ
スマスだね。」
「はい、そうでちゅね。二人でクリスマス
パーチーをやりたいでちゅね」
「うん、二人でやるのもいいけど、大勢で
やるのも楽しいよ」
「そうでちゅか。あっ、海斗くん、お風呂
そろそろ入れまちゅよ」
「よし、じゃあ一緒に入ろう」
「ボピー、うれちいでちゅー」
ボピくんはうれしい時、ボピーと叫ぶくせ
があるのです。