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同級生
「この前、一緒にクリスマスパーティーを
やった時、青井良平が出ているドラマを見
ただろ?」
「ええ。そうだったわね」
「その後、俺も芸能界に入りたいと思って
良平の実家に電話したんだよ」
「そうか。海斗くん、彼とは中学で同じク
ラスだったから、電話番号わかったのね」
「うん。そしたら、良平のご両親が俺のこ
と覚えていてくれてさ。ちょっと頼んだら
あいつの連絡先、教えてくれたのさ」
「へえ、そうなんだ」
「それで、良平に電話して、俺も芸能界に
入りたいって言ったら、あいつ、事務所の
社長に俺のこと推薦してくれたんだよ」
「へえ、それでどうなったの?」
「その社長が面接してくれるってことに
なってさ、それが今度の日曜日なんだよ」
「わあ、すごいわね。海斗くんならきっと
合格するわよ」
ーつづくー




