表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
海斗とボピくん  作者: 割れせんべい


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

56/240

S型妖精

「わしは昔、名古屋の寺で住職をしていた

のだが、年をとったんで寺を息子にまかせ

て、妻と一緒にこの島に引っ越してきたん

だ。あれは今から23年前のことになるの

かなあ。わしはこの家の近くの松林で散歩

をしておった。すると、どこかからボピー

ボピーという声がした。何だろうと思って

声のする方に行ってみたら、砂の上で裸の

少年が座って泣いていたんじゃ。少年の肌

の色や質感などを見て(もしや、これは以

前ニュースで聞いたヒト型妖精ではないか)

と考えたんじゃ」

「あのー、ボピ君は最初から少年の姿だっ

たんですか。赤ちゃんのときはなかったん

ですか?」

明美さんが首をかしげながら尋ねました。

「うむ。ボピくんはS型妖精といって空間

から突然、ある程度成長した姿で生まれる

んじゃ。わしはそれを後で本を読んで知っ

たんじゃ」

「ぼくも妖精の本を読みました。S型妖精

の他にはP型妖精というのがあって、それ

は両親から赤ちゃんの姿で生まれるんです

よね」と海斗くんが前田さんの話に補足説

明をしました。

「うん、君はよく勉強しているね。それか

らわしはボピくんに食べ物や着る物を与え

たり、家から毛布を持ってきてあげたりし

たんだよ」

「あのー、家に引き取るということは考え

なかったんですか?ずっと松林じゃあ~」

明美さんがちょっと不満げに尋ねました。

ーつづくー






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ