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比間島へ
新幹線がゆっくり動き出すのと同時に海斗
くんが言いました。
「ボピくんは島にいたころ、おじいさんか
ら食べ物をもらっていたらしいんだ。ボピ
くん、そのおじいさんに会いに行ったと思
うんだ」
「そのおじいさんの名前や家の住所は?」
「前田さんだったかな。その人、昔、名古
屋のお寺で住職をしていたらしい。あと、
今の家はリゾートホテルの近くらしいから
それをたよりに探してみるよ」
30分ほどで新幹線は名古屋に着きまし
た。二人は駅を出ると、別の電車に乗りか
えて港に行き、そこからフェリーに乗って
比間島に着きました。そして、バスに乗り
リゾートホテル前というバス停でバスから
降りたのです。ーつづくー




