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イラつく海斗
泣いているボピくんを見て、海斗くんはイラ
ついたのか、さらに話しつづけました。
「それとね、ついでだから言っとくけど、
君、いいかげんにその話し方、直せないの
かな。でちゅー、とか、まちたー、とか」
「ボピー。これでも、いっちょうけんめい
人間の言葉を覚えたんでちゅー」
「そうは言ってもまだ不十分なんだから、
もっと努力しろよ。ずるい奴ほどナントカ
カントカ言ってちゃんとできないことを正当
化しようとするんだ。そういうのイラッと
するんだよね」
「ボボボ、ボボボ、ボボボ、ボボボピ」
このボボボというのはボピくんの泣いている
声なのです。ーつづくー




