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三年前の回想
「その前田というおじいさんは昔、ある町
のお寺の住職をしていたそうなんでちゅ」
「へえ、それは知らなかったよ」
「今から三年前のある日、ぼくは生きてい
ることが苦ちくて、おじいさんに相談しま
ちた」
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*ここからは三年前の回想シーンです*
ボピくんは松林の中の小屋で前田さんから食
べ物をもらうと、こう言いました。
「おじいさん、僕は悲ちくてたまりません」
おじいさんはやさしい顔で答えました。
「おやおや、それはどうしてかな」
ボピくんは目から涙をポロポロとこぼして
言いました。
「だって、、、」
ーつづくー




