185/240
祝日当番医6
すると、ウンベンくんがまじめな顔をし
て言いました。
ウンベン「先生、ちょっといいですか」
春彦「なんだい、ウンベンくん」
ウンベン「確かに、当番医を忘れた風花先
生はよくないです。でも、もし今日、重
い病気になって、この桜木医院に来る人
がいたら、その人を助けられるのは春彦
先生しかいないんです。人の命と健康を
守るのは医師の使命じゃないんですか」
春彦の心の声=(うーむ。ウンコのくせに
人間に説教するとは生意気なやつめ。だ
が、言っていることは間違っていない)
春彦「わかったよ、ウンベンくん。今日は
風花の代わりに私が診察をしよう」
ウンベン「ありがとうございます。お礼に
仕事が終わったら、僕の1発芸を見せて
あげますね」
春彦「ほー、ウンベン君のかくし芸か。
こりゃ、楽しみだ」




