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着替え
久しぶりにお風呂に入ったボピくんは気
持ちよくなり、フーッと一つ息を吐きまし
た。そして、お湯につかりながら色々考え
ました。
(思えば一年前、短気を起こして海斗くん
のアパートから出て行ってしまったけど、
あの時、もう少し辛抱すれば良かったな。
もっといい出会いを求めていたんだろうけ
ど、やっぱり海斗くんが一番やさしいよ。
それなのにボクは何をしてたんだろう?
そう言えば、大相撲妖精協会でミカちゃん
に初めて会った日、ミカちゃんが言ってた
よ。恋人とヨリを戻した方がいいって)
すると海斗くんの声がしました。
「ボピくん、ここに着替え置いとくよ。サ
イズ違うと思うけどガマンしてね」
ボピくんは湯舟から返事をしました。
「はーい、わかりましたあ」
ーつづくー




