154/240
ファンレター
明美さんが出て行き一人になった海斗く
んは部屋のそうじやせんたくをして時間を
過ごしました。そして昼食を済ませてから
次に何をするか考えました。
「やれやれ。たまに二日続けて休みになる
と、何をしたらいいかわかんないな。そう
だ。ファンレターに返事を書いてやろう」
すぐに海斗くんは段ボール箱からファン
レターを取り出して、一人一人に返事を書
いていきました。途中、注文しておいたス
シの出前が来たので、それを受け取るため
に机を離れましたが、その後も集中して返
事を書いていきました。
(あれ?俺、毎日写経してたせいか字がう
まくなってるぞ。ヤッホー、楽しいなー)
そうするうちに時刻はもう午後の五時半
になっていました。その時です。玄関の呼
び鈴がピンポーンと鳴ったのです。
(あっ、明美ちゃん、少し早めに来てくれ
たんだ)
そう思った海斗くんはすぐに玄関に行き
ドアを開けました。すると、そこにいたの
は何と・・・。
ーつづくー




