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今日は二月四日の朝7時。そしてここは
東京の海斗くんのアパートです。
連絡を受けた明美さんがやってきて勢い
よくドアを開けると、冬の朝の冷たい風が
部屋の中に入って来ました。
「海斗くん、おめでとー。さっそく、オマ
タの点検させてー」
すると、水色のパジャマを着た海斗くん
が出てきて言いました。
「いや、その前にコーヒーで祝杯を上げよ
うぜ」
それから、海斗くんはベッドの横の小さな
テーブルに彼女をいざないました。そして
コーヒーを二人分、その上に置きました。
「カンパーイ」と二人が声をそろえてカッ
プを合わせるとカチンと澄んだ音がしまし
た。コーヒーを飲みながら海斗くんは明美
さんの顔を横目で見ました。そして、思っ
たのです。
(不思議だな。俺、今までは職場の同志っ
て感じで明美ちゃんのこと見てたのに、今
朝はすごく可愛く見える。これはもしかし
て、新しいオ〇ン〇ンとタ〇タ〇のせいな
のか?)ーつづくー




