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海斗とボピくん  作者: 割れせんべい


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野宿

 さて、海斗くんと明美さんがオマタの回

復祈願の旅行をしていた時、ボピくんは浜

杉市の空き家の庭で野宿していました。二

月三日の朝のことです。

 少し時間を戻しますと、十二月の二十日

にボピくんは比間島の前田さんの家に行っ

ていたのです。そこでボピくんは、自分は

居場所がないから前田さんの家に住まわせ

てほしいと頼んだのです。前田さんはそう

してやりたいと思ったのですが、奥さんの

反対で実現しませんでした。

 ボピくんの勝手な期待によれば、奥さん

は老人ホームに入っている想定でしたが、

そうはなっていなかったのです。

 あてがはずれてガックリしたボピくんは

比間島を離れて、第二の故郷ともいうべき

浜杉市にやってきました。そして、偶然見

つけた空き家の庭で野宿を始めました。段

ボールを集めて小屋の代わりにし、食料は

近くのコンビニで買っていました。

 そんな生活を一か月半しているうちに、

二月三日となり、鬼沼会長からもらった退

職金もだんだん減ってきました。ボピくん

は思いました。

(あーあ。寒いし退屈だし、もうこんな生

活イヤだな。そうだ!海斗くんにオマタの

なおし方を教えに行ったとき、また一緒に

暮らさないかって海斗くん言ってくれたん

だっけ。よーし、海斗くんに頼んでアパー

トに同居させてもらおう)

 そう決めたボピくんは浜杉駅行きのバス

が出る停留所へと急ぎました。この時、東

京では、海斗くんと明美さんが急接近して

いることなどボピくんは知るよしもなかっ

たのです。ーつづくー





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