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海斗とボピくん  作者: 割れせんべい


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百日目

 さて、話を海斗くんに戻します。波乱万

丈だった年もあらたまり、今日は二月の三

日です。人気上昇中の海斗くんは仕事も増

え大忙しの毎日ですが、この日は明美さん

がスケジュールをやりくりして完全オフに

していました。

 それというのも今日はオマタ治療の百日

目になっていて、いつもの治療を終えたら

百日分の写経を持って奈良の方竜寺にオマ

タの回復祈願に行かなければいけないから

でした。

 一人で行くのは心細いと思った海斗くん

は明美さんに付き添ってもらい、大阪行き

の新幹線に乗りました。

 海斗くんが隣の明美さんに言いました。

「君と新幹線に乗るの久しぶりだね」

「そうね。一年以上前のことね」

「あの日、芸能事務所の面接を二人そろっ

て受けに行ったんだよな」

「あの日はわたし無我夢中で海斗くんにつ

いて行ったんだわ」

「あの時は一年後に二人そろって奈良のお

寺にオマタ回復祈願に行くことになるとは

全く予想していなかったよね」

「普通、そんなこと予想できないわよ」

「それもそうだな、アハハ」

海斗くんが大声で笑ったので、回りの乗客

がけげんそうに振り返りました。

「ちょっと海斗くん、気をつけてよ。いく

ら伊達メガネで変装してても正体がバレた

らファンに囲まれて大変なんだから」

「ごめん、ごめん。気を付けるよ」

ーつづくー




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