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ボピくんの説明
ボピくんの話しはまだ続きます。
「家出してからボクは大相撲妖精協会の料
理係になりまちた。そして、九か月が過ぎ
ある日テレビで海斗くんがタレントとして
活躍しているのを見て、バツなんか無かっ
たんだと安心しまちた。ところが、昨夜の
夢の中に王子様がまた出てきて、たった今
海斗くんにバツを与えたと言うんでちゅ。
しかも、そのバツというのは海斗くんのオ
マタからオ〇ン〇ンとタ〇タ〇を消し去っ
てスッカラカンにした、というものだった
んでちゅ。それを聞いたボクは、海斗くん
がかわいそうだよおーと言って、夢の中で
大泣きしまちた。それを見た王子さまは、
さすがにやりすぎたと思ったのか、オマタ
を元に戻す方法と海斗くんの住所を僕に教
えてくれたんでちゅ」
「それじゃあ、その王子様は夢の中の世界
に居て、そこから現実の世界に影響を与え
られるってことかい?」
「はい。よくわかりまちぇんが、そういう
ことだと思いまちゅ」
「うーん。大体、わかってきたよ」
海斗くんは疲れた顔で天井を見上げました。
ーつづくー




