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冷たい水
ここまで大急ぎでやって来たボピくんは
額に汗をかき、呼吸も少し荒くなっていた
ので、海斗くんは台所に行き冷たい水を
持って来てくれました。ボピくんはそれを
一気に飲み干しました。
「あー、おいちかったでちゅー。」
「ボピくん。大事な話しって何だい?」
「はい。さっき海斗くんは、今日は悲ちい
事とうれちい事が同時に起こるって言って
まちたね」
「うん、言ったよ」
「その悲ちい事というのは海斗くんのオマ
タのことではないでちゅか?」
「えっ!なんでわかるんだい、ボピくん」
「はい。これを説明するには、浜杉市の海
斗くんのアパートを僕が出て行った日のこ
とから説明しないといけまちぇん」
「えーと、あれは今から九か月くらい前に
なるのかな」
ーつづくー




