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回復忘れには要注意

ぺち…


ぺちぺちぺち…


(…ん?なんだ?)


ぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺち…


(なんだろう、頬に柔らかいなにかが当たって気持ちいい。)


ザクッ


「痛いっ!」


何かに刺される様な痛みによって跳ね起きるとミズハはいまだに雪山の森の中にいた。


(あ、そうかバフの中に死亡時の復活があったから。)


ステータスを確認してみると、空腹値が1の状態に戻っている。


(ここで何も食べずに動けば先ほどの二の舞だろうな。)


キャラクターのインベントリとなっているヒップバッグへと手を伸ばしパンとHPポーションを取る、そこで違和感を覚えた。


(どうして憤怒の状態から抜け出せたんだ?憤怒の状態で蘇生効果を受けるとすぐに狂気にのまれるはずなんだけど。)


パンをかじりながら開いていたステータスを現在の装備に切り替えてみる。


(短刀が装備されていない?…なにかの拍子に外れたのか?)


短刀が転がっていないかと周囲を見渡すと、すぐ隣に居た小さいキツネと目が合った。

特に襲ってくる様子もないので、パンをかじりポーションで流し込む。

視線を感じる。かじる。強い視線を感じる。のむ。さらに強い視線を感じる。


(…パンとか食べるかな?)


試しにパンを半分千切ってあげてみると夢中になって食べている、どうやら問題はないようだ。

飲み物代わりに甘くて飲みやすいHPポーションを一瓶あげると喉を鳴らして飲んでいる。

二人(?)の食事も終わり、いざ刀を探そうと立ち上がったところで、キツネがこちらに向かって大きくジャンプしてきた。


「おっとっと!…あれ?」


慌てて受け止めようと手を伸ばすと探していた短刀が手に収まっている。


(…ゲームの中とはいえ流石に驚いたな。)


先ほどのキツネの正体がこの短刀のだったようだ。


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