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星の君が消えるまで、  作者: 枢木はくあ
2/7

蓮くん、大丈夫だよ

放課後になり、瑞樹は部室へ向かった。

部室の扉を開けると蓮がキャンパスの前で座っていた。

『あ、瑞樹来たんだ。早く描こうよ。』

と声をかける蓮の顔は笑顔を浮かべていたはずなのに突然蓮はパレットを落とし

意識を失った。

「蓮くん!蓮くん!起きて!蓮くん!」

瑞樹は蓮を抱きかかえ意識のない蓮に声をかけた。

先生がその声に気づき救急車が駆けつけた。

瑞樹の目から涙が溢れて止まらなくなった。

病院に着き、蓮くんの意識が戻ったが、その日は夜が遅く会うことができなかった。

次の日、蓮くんに会いに行くと、蓮くんは、

『心配させてごめん。事情についてはまた話すから』と言われ瑞樹は頷くことしかできなかった。

蓮には両親がいなく、親戚の方と過ごしているらしいが、昨日は仕事が忙しく駆けつけることができなかったようだ。

「蓮くん、早く元気になってね!そうじゃないと文化祭で綺麗な絵を飾れないでしょ!」

『もちろん、すぐに復帰するよ。だから待っててくれるか?』

「当たり前でしょ?だって私たち、友達だもん。」

その後、30分ほど話してから瑞樹は帰っていった。

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