表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/19

通貨

 この世界において銀貨一枚が大よそ千円の価値と考えていいだろう。


 一般的な冒険者にとって、銀貨一枚は一日分の食費を賄えるだけの価値があった。尚、スラムや下層階級では五日分か或いはそれ以上の価値である。

 底辺に位置する人々が圧倒的多数であることを考えれば、冒険者として成功するのが豊かさへの近道かもしれない。一獲千金の夢を抱いて王都サイスに人が集まるのは道理なのである。

 貨幣価値は地域によって誤差はあるが、銅貨百枚で銀貨一枚に相当し、銀貨百枚が金貨一枚に相当する。銀貨百枚と金貨一枚を並べたとき、厳密にはこの二つは同価値ではなく、金貨一枚の方が価値がある。

 日常的な取引で使用する貨幣は銅貨、銀貨が主流であり、金貨は信用としての担保や褒美として下賜されるため、市場に流通することは余りない。

 それだけ金には希少価値がある。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ