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ドワーフ

 身長百三十センチの小男であり、控え目に言っても麗しいものではない。

 特徴的なのは顔を覆う髭である。

 その髭面は口髭と顎髭が頭髪と繋がってしまう程だった。小男にしては不相応なことに戦斧を持つ。

 小柄にして力持ち、武骨にして義理堅く、愚直にして信仰心に篤い。幾つもの欠点と美点をもつドワーフ(大酒飲み)という種族は、これぞとおもった人物には心底惚れこむ傾向があり、惚れこんだ人物を他のドワーフに紹介する傾向もまた存在する。大抵の場合、紹介された側も惚れこむため、本人が知らないところで、いつの間にか人脈が形成されているということが発生する。

 これだけ聞くとどうしようもない種族と思うかもしれないが、ドワーフは簡単に惚れこまない。いや、簡単どころか滅多に惚れこまないというべきだろう。

 信仰心の高さからキャメロン大司教を筆頭に、教会の要職をドワーフ達が多く占めている。信仰心に篤いとっても人間と違い教条主義ではなく、異なる信条をもつ人物や団体に対して割と寛容――或いは適当――な政策を打ち出している。

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