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プロローグ 始まりの時

さて皆さん、一度はこんな事を考えた事はありませんか? そう『異世界』の存在を。

私は坂上勇子(さかがみ ゆうこ) 16歳の花の女子高生 趣味はライトノベル読みとアニメを見る事 こんな質問をした理由は私自身がそう言う話が大好きだから。

小さい頃から異世界の事を信じていて、期待と希望に心を躍らせていた日々 異世界に行くために木の上から飛び降りた事も・・・なぜ途中で次元の隙間みたいな物が出てくると信じていたんだろう そしてそれで足を折って本気で頭に異常がないか心配していただいた母さん本当に申し訳ありません ただし男の子が産まれることを勝手に期待して そして男の子が産まれなかった腹いせに「優子」を「勇子」した父さんはどうでもいい

そしてその想いが変わったのかと言うと今も大して変わっていなかったりする。

もちろん小さい頃みたいな無謀な事はしなくなっても 心のどこかで異世界の存在を信じている 私が過ごした日々はとても退屈だった、毎日学校に通い、休日も友達と買い物に行く程度 周りの人からしたらきっと充実した日々何だと思う だけど私にとっては退屈な日々で 変えたい日々で だから異世界を望んでいたんだと思う・・・

まあ早い話 異世界行きたい! 魔法ぶっ放したり剣でスパスパ切りたい! そんな願望を持って今まで生きてきたんだ。ある日ふと思い、学校に行くのと反対の電車に乗って離れた町に行ってみた 何でしたのかは解らなかったけど ただ普通の生活に嫌気がさしていたんだと思う

そしてしばらく当てもなくうろついて 気がつくと河原に居た、その時ふと想いを吐き出したくなった、16年もため込んでいた思いを急に吐き出したくなったんだと思った

そして思いっきり叫んだ

「異世界に行きたぁぁぁい!!!」って

叫んだ後に心から何をやってるんだろうって思ったよ けどすぐそんな事は忘れた

え?なんでかって? それは

突然目の前が真っ白になって

視界が開けると そこは

ファンタジー物のRPGに出てきそうな町並みだった

普通は慌てふためいて、混乱して、恐ろしく思うんだと思う

でも私は慌てず 混乱せず 恐ろしくなど思う訳もなく むしろこんな事を言った

「異世界!異世界よね!本当に異世界!いやったぁぁぁ!異世界だぁぁぁ!!!」

まさかこんな事を言うとは・・・憧れって怖い・・・

「異世界なら人の家に勝手に入っても大丈夫なはず! いざ民家へ!」

この理論は某大作RPGの理論だけの理論だけどなぜか信じていた、テンションが高いと頭って本当に回らない事を初めて知った時だった

「オジャマしまーす! おばちゃんこんにちわ!」

「はいこんにちわ」

その時は気付かなかったけどおばちゃんは80を超えているから違和感を抱かっただけだったのに・・・

「よし!次やることはタンスとか漁るのが鉄板よね!」

いや犯罪なんだけどテンションが上がっていた時は全く疑問を抱かなったのよ・・・まあ犯罪なんだけど

「何かないかな? おお!なんか薬草みたいな草見つけた!やったぁ!」

とか喜んでいた次の瞬間

ガシャン!

「え?」

「はい逮捕ー」

「え?なんでよ!?」

「そりゃ人の家に勝手に入って物盗ったらだめだよ」

「え!ダメなの?!」

「そりゃ駄目だよ」

ホント何考えたらこんな態度とれたんだろう

「お願い!いろいろ事情が!」

「ハイハイ一晩牢屋に入ったゆっくり聞くねー」

そのまま衛兵さんに連れられ地下牢へ

「え!ちょ 異世界転生してすぐブタ箱にぶち込まれるとか嘘ぉぉぉ!」

ガシャン

「私が何をしたのよ・・・」シクシク

「窃盗だろ」

「うっさい!てか誰よ」

解りきってたこ事を言われた相手 155㎝位で銀髪で青い目の私と同い年位の少年にあたる

「そういや言って無かったな 俺はギルティス ギルでいい」

こんな牢屋でのギルとの出会い これが私の異世界ライフの始まりだった

初投稿作品でした

ご感想等 よろしくお願いします

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