表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4人の狼たち  作者: ちこすけ
第1章~一途な狼~
3/3

期待

当てにならない占いを少しだけ信じ家を後にしたミチオは、煙草を片手に学校へと向かう。

イヤホンを耳にかけようとしたのだが、後ろからミチオを呼ぶ声がした。


「よぉ、ミチオ。まだhi-lite吸ってんの?」


「おぉ、ケイジじゃねーか。お前こそSeven Stars吸ってんのかよ。」


「放っとけよ。そんなことより今からガッコだろ?早く行かねーと欠席にされちまうぞ?」


「え?ケイジは行かねーの?」


「俺はあれだ、今からデートだよ。」


「へぇ、モテる男はつらいねぇ。」


「まぁな。んじゃ、お互い頑張ろうや。」


「おうよ。ところでケイジって、天秤座だろ?今日は占いで11位だったぜ。」


「お前占い信じてんのかよ?幸せなヤツだな。」


「人の不幸なヤツだけな、まぁ頑張れや。」


「うい~」


ケイジが駅に向かい、ミチオは学校へと向かっていった。

イヤホンを耳にかけると、イヤホンからはDrum 'n Bassが流れている。


「?、ケツに違和感があるな。」

そう思ったミチオは、ケツに手を当ててみた。すると何かが震えている。

「何だ、携帯のバイブじゃんよ。」

どうせまたメマガだろうと渋々メールを確認してみた。


「久しぶり、元気してる?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ