沖縄国際収容所その2
ビッグMGBと闘い始めた讃岐塔太郎は死してもなおその魂の炎燃え尽きず争い続ける。
俺は一瞬心臓を止めて死んだ!!そして生き返った
ビッグMGBとの決闘が始まった
囚人達は盛り上がった、その盛り上がりよう。まるで大物バンドのライブのようだった
「M GB! MGB!」
「うおおおイケええMGB」
どすんと一発
身長180cmの俺と20cmもでかいMGBはこりゃあ恐ろしいぜ!!
MGBはポツリ「俺はただ演るだけだ」
「くっーーーーー何を」
この間にも何発かパンチを受けてしまった
クソオこれはヒットアンドアウェイに徹するしかないぜ
MGBはもう一回口を開いた
「貴様は、これでもくらえ」
ドスン
「うおおおっ」
すると周りから
「歓声が」
その時天から光が差し込むように俺は耳元の甘い囁きを耳にした
その声はナターシャの声だった
「次は。。。。。下よ」
下?
「位置は、示した」
世界は再びスローモーションとなった
何か、周りで興奮した囚人達が投げた皿がどこへ落ちてどう割れるか、感覚で理解した、次このMGBが俺のどこを打つのか
見えたぞ、
この戦いのストーリーをーっ!!!
ドゴォ
その瞬間MGBは勢いよく吹き飛んだ
股を押さえながら。猛烈な痛みに耐えかねたMGBは起きれなかった
その時、囚人達がブチギレ乱闘が始まった
机がひっくり返ったり、皿が飛び交う
俺はただその惨状を見てポツリ一言も言えなかった
首野腹が俺の手を引いて食堂を出ようとしたその瞬間
ビッグMGBが立ち上がり
乱闘を止めた
「よせ!!!、この俺は負けた!だが、気に入ったぞ!讃岐塔太朗!、気に入った、この俺がいう」
「そうかい、そりゃあよかったよ」
そこに看守達が来て全員部屋に帰った。
シャワーを浴びてまた部屋に
首野腹達は興味津々に俺に質問攻めを展開
「どうやったんだ!」
「どうやってあの野郎に勝ったんだ」
「それは。、まああれよ、男の秘密ってやつよ」
俺はあの時腹を殴ると同時に股間に大きな一撃を1発、その威力は例えるならダイナマイトのようだと、勝手に思っている
そこに首野腹が割って入ってきた
「讃岐、お前殺人武道でもやってたか?」
「殺人武道?、俺は武術は親父からそれを習っていたが、それがどうか?」
「あんたのその構えは北日本のエリート暗殺集団のやつだった。俺はこの見たことある」
「.....あんたらは、どうしてここに?」
波の音が僅かな静寂を飲み込んだ
1秒2秒
また1秒2秒、計4秒の静寂!!
「それはな。」
重い口を開いた首野腹はポツリ
「クーデターだ。ざっくりと言えばな。」
「俺たちは日本人民安全委員会の一員だった、俺たちの平等なる国家を世襲制にしたあの一族に一矢報いる為に戦ってた、だがある日な、ある,,,,日な」
「首野腹....!」
「すまなかった讃岐、兄貴を寝かせる、また今度話そう。」
この男は、彼の部下の
「あんた、名前は」
「平良だ、平良峰男。」
首野腹のあのコワモテの顔が嘘かのようなまるで赤ん坊のように寝ている。
消灯時間前、トイレに行った俺は
MGBとその取り巻きとバッタリ出会ってしまう。
「おっ、讃岐塔太郎か」
ぎく、また戦うのはごめんだぜ。。。。
「おい讃岐、さっきは悪かったな」
握手を求められた
「手、洗えよ」
「おう、それはそうだな、ガハハハ」
豪快な笑いと共に取り巻き達も笑う
なぜだろう、俺も笑ってしまった
「おい讃岐。明日話があるから朝飯の時俺の隣にこい。」
「....いいとも」
俺は小便を済ませて部屋へ。
部屋が暗くなって
「ちょっと聞こえる波の音と、微か遠くにある摩天楼の光が部屋に差し込む。
俺は死ぬまでここか.....
波の音、摩天楼の光がポツリと




