受け継ぐ者
契約・革命・譲渡、讃岐塔太郎覚醒。
ヨメダコーヒーにて
ズズズズボボボ
コーヒーをごくり、またごくり、ごくんと喉を唸らせ、ポツりと入る日の光が手に当たる、コーヒーポッドをガツシりと握り
また口へ運び、ずずボボ。
俺、讃岐塔太郎はコーヒーから朝を始めるタイプの人間だ、コーヒーを片手にテレビを見るのが毎朝の楽しみだ。
時刻は7時10分前、店内のテレビに映るニュース番組に一報が
今季のアジア国際スポーツ大会に北日本と我が日本国で南北合同チームを結成。
俺の妹、讃岐ヨン娘はボソつとポツリ。
「なんだよーーーお前のオリンピアの時に一緒に開催した方が絶対盛り上がったじゃんー」
俺の妹は大学でアマチュアの陸上選手だ、彼女のオリンピア大会に対する情熱はまるで夏の日の正午のようである
ナターシャと妹と志島が会話している、俺はこんな日常が来るとは思わなかった。と心でポツリ
「???????どうしたの?」
と首を傾げたナターシャがそこにいた
「ああなんでもないよ。」
そのまま会計を済まし
俺と志島はそのままオフィスへ
オフィスに入ると、テレビが大音量で流しっぱだった、
テレビの前には照子と部長と田中社長が座っていた
次の瞬間オフィスに黒服の男達がぞろぞろと押し入ってきた
また北日本人か!?
黒服の男の最もノッポの男がポツり
「本日8時にこの組織を解体する」
「どうしてだ!」
「大統領令だ」
日本国大統領令..........!!!なんだとお!
「..............俺たちはどうなる?」
その黒服の男は、クビを切るジェスチャーをこちらにみせた
つまり死だ。
部長が大声でポツリ
「だがね、俺はまだ死なないぞ?」
「フ、どうかなあ」
「おいそれはおかしいだろう。」と黒服集団の圧にも屈しず行ったが
バン
部長が死んだ
その次にただ立ち尽くしていた照子を射殺
その次は志島に銃を向けた
「志島ッ!---よけろおおおおおおおおお」
志島が死んだ
その次は俺か!!!、くそお
親父、すまない、蝦夷富士は見せらんねよお。
「最後に聞きたい。あんたらは何なんだ?!」
「俺たちもお前らと同じ、JCIAの犬だ、もうおさらばだな、讃岐塔太郎。」
その瞬間世界がスローモーションになった
ガ チ ャ リ
ガ ラ ガ ラ
ガ ラ
オフィスのドアが開く音!誰だ!
「讃岐」
ナターシャの声だ!
「ナターシャ何やってるんだ!」
彼女は最初会った時からは想像できないほどの圧倒的強者の波動を出していた
町田菜田紫亜が!ポツリ!
「生きて。」
気がつくとナターシャの手と俺の手が重ねあっていた
だがよくみるとそのナターシャは、体が成長していた、同年代の女性のようになっていた。
「うううううああああナターシャアアアアアアアアア」
(大爆発)
次第に視界が暗くなっていった
だがまた、俺は知らない場所にいた
そこにも大人のナターシャがいた
「これは契約、あの日あの場所で、あなた、讃岐塔太郎が手を握ってくれたから今の私がいる、今度は私の番よ、讃岐塔太郎....この国に革命を起こして....」
「....ナターシャ」
その瞬間黒服の男達が肉片になっていた、ナターシャの姿はそこになかった
俺はどうしていいかわからず、家に帰り車でフラフラした
高速に乗った、俺はまだ
頭の整理ができない。
カーラジオをつけると
俺の名前が指名手配されていた
カーラジオのアナウンサーがポツリ、だが電波が悪くよく聞こえないぞ
「----------------------~~~~~~~国家反逆者、讃岐塔太郎。」
「懸賞金1億円」
俺はもうこの国に居場所がない、ならばこの国を変えてやる。
ハンドル握り2時間、富士山の横を通った
カーラジオにて
「旧国歌排斥運動」
「お宮復活論派学生運動鎮圧で10名死亡」
学生が死ぬなんて痛ましい。
親父が言ってた日本は、こんな国じゃなかっただろ。
こんな日本は嘘だ。
忘れていた、この国にも独裁者がいたことを。




