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ネタ
「最後の飛び入りゲストはこちら!自作の楽譜でピアノ演奏する男子高校生です!それではどうぞ!」
(ピアノの音)
ダッダダン、ターラーラーダッダダン、タララダーダーダー...
「なぁ、これって」
「ああ、なぜ彼が知っているのかは後で聞こう。...いくぞ。」
「星を確認」
「こちらも確認した。最後列の左から三人目の男だな。」
「ああ、おそらく握っているスマホがスイッチだ。」
「確認した。一瞬だったが、後は電話を掛けるだけで起動するな。」
「そうか...。そろそろ演奏時間の長さにイラついてくるかもしれない。カウント、始めるぞ?」
「いつでも」
バリンッ!
「つぁあ!!?」
「「確保!!」」
え、何々?(観客がざわめく。
「な、なんですか、あな...」
「おい、そっちはどうだ!」
「ありました!もの自体は簡素な作りですので...、はい、解除できたとのことです!」
「よし、「お集まりの皆様!大変お騒がせしました。」」
「「このイベントが終わる30分前、この場で爆破するという予告があり、今解除されました!イベントを中止させるとすぐ爆破するともあったため、このような形になってしまいましたが、ご容赦ください。爆弾は解除されましたが、付近の安全確認のため、皆様には移動していただきたく...。」」
「しかし、お前ら、よく気がついたな。」
「初めは何となくだったんですよ。ああ、なんか少し違うけど聞きなれたリズムだなぁって。」
「私もそうです。それで、ちょうど繰り返しがあったときに、変換してみたら、」
「sos,爆弾はピアノの下。犯人は帽子にサングラス、みどりのズボンで、三番目って」
「私は、音楽なんて自分には縁がないと思ってましたが、こういう使い方があるんですね...。」
「しかし、モールス信号を曲に組み込むなんて面白い青年だったな...。」