プロローグ
転生者は神専門の探偵?になるこの後スタート
ある廃ビルの一室に、殺戮という名の悦楽に顔を醜悪でヘドロの様に濁りきり、彷彿とした笑みを浮かべる死神の皮を被った最狂の悪魔は、地球に降り立ち獲物を求め歩き始めていた。
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本作主人公こと、玻毘曖鶴造はクレジットカードを買いにコンビニへ歩いていた。
「うおぉぉぉ~~~あぢぃぃ」
こんなことを言いながも着々と歩を進める鶴造は家に帰った後のことに想いを馳せていた。
なんと今日は待ちに待った図鑑コンプガチャDayなのだ。
(図鑑コンプガチャとは、とあるアプリゲームに出てくるキャラ&レアアイテムが金と気力さえあれば誰でもコンプできるという悪魔のガチャである。)
「もうすぐだ~も~すぐで彼女が手に入る」
彼女とは、餓星はそのガチャで、以前からずっと狙っていたLRを越えるGRの神級に美しく、可愛い超絶美少女がど~~しても欲しいのだ。
どうしてかと言えば、彼の普段の生活は決して誉められたものではない、今も家で暮らせているのも親のお陰だと思っている。自分は前進の一歩を踏み出せずにいる。
そんな中出会ったのが彼女だったその日からゲーム内容が自分好みなのも合間ってそのアプリゲームに没頭した結果彼女を手に入る以外全クリしてしまった。
まあそんな理由もあってコンビニへ向かっているのだが、今目の前で廃ビルの角から突然現れてきて、お婆さんを視界に納めた途端、危ない笑みを浮かべながら、ナイフ片手に突進してきた。
餓星は『危ない!』と冷静に考える前に体が動き、お婆さんを庇った。
その後の事は何が起こったのか分からなかった。
ただ、自分が死んだ事は解った。
皆さん、いかがだたでしょうか。
産まれて初めてやってみたのですが。
私としては、プロローグだから仕方ないと言えばそうなのですが、少し暗いお話になりすぎたかなと思っています。
一章からは、もっと前向きなお話になると思います。(予定)序章はまだ続きます。
では、またお逢いしましょう。
高評価や改善点等が有りましたらコメントにてお教え頂ければ嬉しいです。