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俺が最強に決まってるだろ  作者: 覇王之樹
1/5

最強は一人だけでいい

ゆっくり書きます

平均文字数は2000〜4000程度。

たくさん殺します。

不定期投稿ですがよろしくお願いします!


 俺の名前はディエン・ロン。ロンとは中国語で龍を表す。かつて最強だと言われていた伝説の生物だ。そう、俺は最強なんだ。この世界でたった一人の勇者として選ばれた俺はこの最強の力を使って世界を救ってみせる!



 時は現代ー、元号は令和にして初年。俺は同じ時を繰り返すこととなり俺はかつての友を先輩と呼ぶことになった。だからこそ、こんな目に合って欲しくないと思った。同じクラスの仲間たちと一緒に卒業したい、そう心に誓った。

 それが、何をどうしてこんな世界に来てしまったんだ。


 「王よ、必ずや成功させましょう!」

 王の玉座を前にし、魔道士たち数人が儀式を始める。それは、この世界を救うべく7人の英雄を召喚するための儀であった。彼らが呪文を説き始めると、紫電を纏う光が魔方陣の中で雷雨のように暴れ狂う。そして、あるはずのない落雷が空より撃ち放たれ、この世界と地球にゲートを生んだ。

 「ここは、どこだ?」

 「せ、成功です!王よ、我が国の勝利は今ここに確定しました!」

 魔道士は両手を何度もあげ、王に報告する。よほど嬉しいのだろうか。見ていると気持ち悪いが嬉しいならそれはそれでよかったのだろうと思う。

 「お、おれたちだけ?」

 「ここは…一体…」

 「ようこそ、皆様。ここはライオス。7人の英雄をお待ちしておりました」

 「7人…?」

 「おや、一人多いみたいですね。鑑定班を読んできてもらいましょうか」

 俺、そして新入生が7人。確かに一人多いな。そして英雄とはなんだ?

 「おやおや、英雄とはこれほど集まるものなんですね!ではさっそく鑑定するといきましょう!」

 丸々と太った良い髭を生やしたおっさんが、髭を触りながら俺たちを舐め回すようにじっくりと観察する。ひどい悪寒が迫ってくる。

 「ふむ、あなたですか」

 「俺ですか?」

 彼は俺のとなりに座っていた少年だな。名前はなんて言ってたっけ?」

 「あなた、お名前は?」

 「覇王キャクタスだ。舐めた口を聞いているとそのいかした髭を消滅させるぞ。俺たちは英雄なんだろ?調子こいてるやつは全員ぶっ殺すぞ」

 「そうですか。それは叶わぬ話だ。あなたは8人目の人間。英雄ではなく悪魔だ。おい、魔道士A、こいつを牢に入れておけ」

 「おい!話が違うぞ!クソ!クソがぁあああ!」

 彼は言ってしまったみたいだ。ということは俺とこいつらとこの女が7人の英雄ということか。ハハハ!面白いぜ!

 「あっ、待ってくれ。こいつらは知り合いなんだ。いきなりバイバイとかやめてほしい。手紙を書きたいから紙とペンだけ貸してくれないか?」

 覇王がそう言う。何か考えでもあるのだろうか?

 「よし、できた。じゃあ、お前ら強く生きろよ」



 覇王が連れて行かれると、国王の紹介があった。名前はライオス・ディ・ローセ3世だ。ローセが名前なのかな?

 それから俺たちは大きな部屋に案内された。

 「さて、覇王から貰った紙を見るとするか」

 そこにはこう書かれていた。

 『異世界で名前を名乗るな。可哀想なお前たちのために俺が名前をつけてやる。出席番号順に上から書くからお前らはそれを名乗れ』

 「まずは俺か!俺は…シロウ」

 「てことは次が俺か。俺は…ぶく!は?」

 「じゃあ次はオレだな。オレはユーノ」

 「俺はロンか。てかおい、ユーノ。お前女なのになんで『俺』って言ってるの、だ?」

 「オレが何て言ってようが関係ないだろ」

 「まぁそうなるよなァア⤴︎んでエェ!俺はァア?リュウブンか⤴︎」

 「となると最後は俺か。俺は…塚本千か。なんで俺だけ日本名なんだよ!」

 「俺を忘れてんじゃねぇ!俺はリュエラか。変な名前だな」


 こうして俺たちは新たな名前を得た。そして、パーティが開かれた。

 「今宵は彼らの召喚成功にちなんでパーティを開催する!皆の者よ、盛大な拍手、そして喝采をあげよ!」

 ウォォォオオオオ!!!!

 という声が聞こえる。中には、期待しているだとか頼もしいだとか声が聞こえてくる。

 「ではここで、鑑定石による鑑定を行う!」

 そして再び、ウォォォオオオオ!!!!という歓声が聞こえてくる。

 「まずはロンからだ。ふむ…これは!」


 ロン 19歳 レベル1

 攻 9999

 守 9999

 俊 9999

 魔力 9999

 筋力 9999

 幸運 9999


 〜称号〜

 【天上天下唯我独尊】【傲慢】

※天上天下唯我独尊…自分より格上の存在を見下すことが出来る。

※傲慢…ルシファーに関連する。全ての存在が格下になる。


 「なんと…!?これは我が国における最後の砦じゃな…」

 「じゃあ次は俺で」


 シロウ 19歳 レベル1

 攻 200

 守 9999

 俊 200

 魔力 200

 筋力 400

 幸運 0


 〜称号〜

 【強欲】【如意宝珠】

 ※強欲…マモンに関連する

 如意宝珠…なんでも思ったことが叶う


 「守備力?!」

 「んじゃ、俺も一応…」


 ぶく 18歳 レベル1

 攻 5

 守 5

 俊 5

 魔力 5

 筋力 5

 幸運 5


 〜称号〜

 【怠惰】【威風堂々】【上限】

 ※怠惰…ヴェルフェゴールに関連する

 威風堂々…どんな相手にも屈しない

 上限…レベル、ステータスは変動しない


 「なんたる弱さ…」

 ぶくは項垂れ、地面に伏していた。

 「ならオレだな」


 ユーノ 19歳 レベル1

 攻 1

 守 1

俊 9999

魔力 1

筋力 9999

幸運 0

〜称号〜

 【色欲】【破竹之勢】

 ※色欲…アスモデウスに関連する

 破竹之勢…めちゃくちゃ早い


 「ぶくより酷いかも」

 「お前さんの方がマシだわ」

 「じゃあァア⤴︎俺だな!」


 リュウブン 18歳 レベル1


 攻 9999

 守 0

 俊 800

 魔力 0

 筋力 0

 幸運 0

〜称号〜

 【暴食】【背水の陣】

 ※暴食…ベルゼブブに関連する

 背水の陣…ピンチになるととんでもない力を発揮する


 「オォ⤴︎これはすっげぇ⤴︎」

 「じゃあ俺かな」


 塚本千 18歳 レベル1

 攻 250

 守 85

 俊 21

 魔力 43

 筋力 98

 幸運 9999

〜称号〜

 【嫉妬】【雲外蒼天】

 ※嫉妬…レヴィアタンに関連する

 雲外蒼天…困難を克服することで強力になる

 「なんかパッとしないな…一般人って感じ」

 「いやいや、幸運だけずば抜けてるのは一般人じゃないでしょ!ラストは俺だな。強かったらいいな♫」

 

 リュエラ 18歳 レベル1

 攻 9999

 守 8000

 俊 4000

 魔力 9999

 筋力 9999

 幸運 0

 〜称号〜

 【憤怒】【森羅万象】【魔導の極】【体術の極意】

 ※憤怒…サタンに関連する

 森羅万象…この世の遥か遠くを観測する

 魔導の極…魔法に関する全ての知識が備わっており、魔力をそのまま攻撃力に変換できる

体術の極意…全ての体術において頂点であり、見たもの受けたものを自分の能力の一部として還元する


 「いやいや、強すぎでしょ」

 

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