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ハルキスト

こんなもん真面目に読んでたら、頭おかしなるで(警告)

「ぬわわわわわん!! 疲れたもおおおおおんん!」


「チカレタ・・・・・・」


俺らバケモノを倒した達成感から、地面に座り込んだ。


「先輩きつかったすね」


「すっげえ、キツかったゾ」


俺も疲れたが、三浦先輩も相当消耗してるらしい。三浦大先輩モードが解けただけでなく、地面であぐらをかきながら寝転んでいる。


「なんなんすかね、もうこ↑こ↓」


「俺も理解が、おいついてないゾ」


IQ931の三浦先輩でも、理解が追いつかない世界。やっぱり木村が言うとおりこ↑こ↓は異世界なのか?


「あ、そうだ。おい木村!」


もう一人の仲間である、後輩の木村を探さなきゃ(使命感)。そうするとすぐ返事が茂みから返ってきた。しかし影は二つ。手前に返事をした木村。そして、その後ろに助けた人物がいた。


俺はその人物に目線を移した。その視線の先にはとっびきりの美人がいた。


爬虫類系の美人。儚げで気品が溢れながらもどこかセクシーな、分かりやすくいえばエロい空気を漂わせていた。


「助けていただき、ありがとうございます」


声もヤバイ、ヤバイ。その声だけで1919回くらい抜けそうなほど魅力的な音色。


ラブストーリは突然に始まったせいか、俺の時は止まってしまった。


「無事でよかったゾ~」


「本当ですね。ってあれ野獣先輩?」


「ヌッ!」


どうやら俺はみとれたらしい。まぁこんな天使みたいな存在がいたら、誰もがそうなっちゃうから、しょうがないね。


ドレスを纏った洋風の服装には似つかわしくない、平身低頭で頭を下げる姿。だがそこがいい。服装は洋風でも心は大和撫子。

ますます俺の好みだ。


「えーと。すいませんお名前は?」


ナイスだ!木村!あとで好物のカレーをたらふく食わせてやるぞ!


「これは失礼! 名乗るのが遅れました! 私、トオノ・インム・ホモサーノと申すものです。どうぞよろしくお願いします」


「俺は三浦知将だゾ」


「名前は木村......直樹です」


「俺は、す、田所浩二ッス!オスお願いします!」


「?」


トオノさんはどこか不思議な顔でクビを傾げた。がわ"い"い"な"ドオ"ノ"く"ん"は!!!ただ衣服から分かるとおり、

残念なことに彼女は女性。そうじゃなければこん・・・・・・そんなことしちゃダメだろう! などと俺が、俺の自分の欲望と戦ってる

間に三浦先輩と木村はトオノさんから質問をうけていた。


「どこの国からこられたのですか? あと三人はどういう集まりなんですか?」


「僕らは、まぁ友達です。あのこちらもお聞きしたいのですが、そもそもここどこなんですか?」


「そうだよ(便乗)」


トオノさんに見とれてて、自分の立場忘れてたヤバイ、ヤバイ。見たことない植物、化け物、それに建造物。そして俺らの体に起きている異変。聞きたいことは山ほどある。


「こ↑こ↓は一体どこか教えてくれませんか?」


「ここはインム国の外れにある。リットウダイカクの森です」


「インム国?」


全く聞いたことのない国名。俺と木村は物知りの三浦にアイコンタクトで聞いてみた。当たり前だが、三浦先輩も知らないと表情で伝えてきた。


どうやら木村の予想通りらしい。俺ら三人はそろって異世界に迷い込んでしまったようだ。


我ながら変なことによく巻き込まれる体質だと思う。


ふっー、やれやれ俺は射精した。


【尊敬する人】夏目漱石sAn(まだ読んだコトゎなぃ)

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