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んにゃぴ

syamuさん復活は草

「三浦さん速いすね」


「なんだか体の調子がいいゾ~コレ」


 正直異常な速さに思えた。今三浦大先輩のスピードを計れば、多分乗用車くらいの速度を記録していたかもしれない。


 喋りながらそれついて来ている、俺もまた異常なのは言わなくてもわかるだろう。


「木村も着いてこれてるか~?」


「は、はい。なんとか」


ギリギリとはいえ、それについてくる木村もやはりおかしい。色々疑問があるが、それはこの際脇においておこう。

とりあえず悲鳴の件を調べるのが先だ。


「先輩!」


「ん?」


「ヌっ!」


木村が後ろから声かけて来た。なにか気付いたようだ。


「あっちのほうからさっき悲鳴をあげた人の声が聞こえような気がするんですけど・・・・・・」


「なにそれは本当か!?」


俺には全く聞こえなかったが・・・・・・


「とにかく木村の言うとおり行ってみようゾ」


「ん。おかのした」


幻聴かもしれない。


「なんだこの化け物は!?」


「デカスギィィィィィ!!!」


オラウータンの化け物。ファンタジー小説や漫画でよく見るような風貌。

だがその化け物はどこか少し女性の名残を残しているようにも見えた。


その化け物は、今まさに人を襲うとする瞬間だった。


「「「やべぇよ・・・・・・やべぇよ・・・・・・」」」


三人が打ち合わせたかのように同じ言葉を繰り返す。このままじゃあの人は化け物の餌になってしまうかもしれない。


「おい。野獣今こそ俺ら迫真空手の力を見せるときゾ」


「うん。おかのした」


「先輩達速過ぎますよ・・・・・・」


木村がやっと追いついたらしい、だらしねーな。息を切らしているが、整うの待つ暇はない。


「木村悪いが時間がない。あのオラウータン?のバケモノは俺と野獣が引き受ける。だからお前は救助を頼む」


「はい・・・・・・先輩方もお気をつけて」


返事もせず俺と三浦大先輩は、バケモノに近づく。


不思議と恐れは――んにゃぴ。よくわかんなかったです。

けどsyamuさん騙されてるみたいで、可哀そうだ。

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